『Fallout: New Vegas』のリマスターは技術的に困難?元シニアデザイナーがベセスダのソースコード不在を指摘し、Unreal Engineでの再構築案を提示
2026年04月19日 | #ゲーム #発売 | GamesRadar+
『Fallout: New Vegas』のリマスター版は、ファンにとって長年の願いであり続けていますが、元シニアデザイナーのクリス・アベローン氏によると、その実現は難しいかもしれません。アベローン氏は、ベセスダ・ソフトワークスには本作のリマスターを行うための技術的なノウハウがないと考えているとのことです。特に、開発元のオブシディアン・エンターテインメントが本作のソースコードをベセスダに引き渡さなかったことが大きな要因として挙げられています。
ソースコード不在がリマスターの壁に?
アベローン氏がリマスター版の実現に懐疑的な主な理由は、ベセスダがオブシディアンに支払う最後のマイルストーンとして、「すべてのソースコードとビルド作成能力を引き渡すこと」を要求したにもかかわらず、オブシディアンのCEOであるファーガス・アークハート氏がその支払いを受けずに引き渡しをスキップしたとされているためです。もしベセスダがソースコードを所有していれば、いつでもゲームを再構築できるはずですが、現状ではそれができない状況にあるとのこと。このソースコードの不在が、リマスター版開発の大きな足かせとなっているようです。
Unreal Engineでの再構築や『Fallout 3』での試行が鍵に
ベセスダがソースコードなしでリマスター版を開発する唯一の方法として、アベローン氏は『The Elder Scrolls IV: Oblivion』のリマスター版が行ったように、オリジナルのCreation Engineで構築されたゲームをUnreal Engineのグラフィックで包み込む手法を挙げています。また、いきなり『Fallout: New Vegas』に着手するのではなく、まずは『Fallout 3』でこのプロセスを試して、潜在的な問題や課題を把握することが現実的だと述べています。現在、オブシディアンとベセスダはどちらもマイクロソフトの傘下にあるため、共同でソースコードを掘り起こす可能性もゼロではありませんが、アベローン氏は親会社が同じであるからといって両社が協力に前向きになるとは限らない、との見解を示しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開発元 | Obsidian Entertainment |
| パブリッシャー | Bethesda Softworks |
| エンジン | Creation Engine |