SNKの傑作アクションシューティング『メタルスラッグ』開発秘話が明かされる!宮崎駿氏の『雑想ノート』から多大な影響を受けていた!
2026年04月19日 | #ゲーム #発売 | GamesRadar+
SNKの傑作アクションシューティングゲーム『メタルスラッグ』が、発売から30年経った今もなお、世界中のゲーマーを魅了し続けています。多くのコアゲーマーにとって象徴的な存在である本作は、3Dグラフィックが台頭していた時代に、2Dの可能性を追求し、その美しさと機能性で高い評価を得ました。しかし、開発元であるナスカ・コーポレーションについては、その実態が謎に包まれており、開発の裏側を知る機会はほとんどありませんでした。今回、当時の貴重なインタビューの断片が公開され、『メタルスラッグ』の誕生秘話が明らかになりました。
開発秘話と宮崎駿作品からの影響
『メタルスラッグ』の原点には、当時アイレムに在籍していた久保和馬氏の存在があります。同氏は、水中シューティングゲーム『海底大戦争』のコンセプトを考案し、その開発を指揮しました。その後、ナスカ・コーポレーションを設立し、『メタルスラッグ』プロジェクトを主導することになります。『メタルスラッグ』は当初、戦車のみを操作するゲームとして開発が進められていましたが、ロケーションテストでの反応が芳しくなかったため、兵士を操作する現在の形へと大幅な変更が加えられたとのことです。この大胆な変更は、ゲーム完成後に行われたというから驚きですね。そして、グラフィックデザインにおいては、宮崎駿氏の漫画集『雑想ノート』から多大なインスピレーションを受けていたことが明かされました。色彩豊かな水彩画で描かれた『雑想ノート』の世界観が、『メタルスラッグ』の独特なビジュアルに大きな影響を与えていたことは間違いありません。
2D表現へのこだわりとゲームデザイン
『メタルスラッグ』が2Dグラフィックにこだわったのは、当時のSNKのMVS(ネオジオ)ハードウェアが2Dに特化していたためでした。久保氏自身は、アイレム退社後に『R-TYPE Δ』のような3Dゲームを手がけており、必ずしも2Dに固執していたわけではないとのこと。しかし、アーティストたちは膨大な時間をかけてグラフィックデザインを制作し、2Dアニメーションを驚異的なスピードで完成させていきました。これにより、シリーズ全体を通して一貫性のあるキャラクターデザインが実現しています。また、久保氏が特に気に入っているゲームデザインとして、兵士が真上と水平方向にしか撃てないという点が挙げられました。これにより、従来のラン&ガンとは異なる、独特のアクションシューティング体験が生まれたと語っています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開発元 | ナスカ・コーポレーション(現在はSNKに吸収) |
| 発売元 | SNK |
| 発売時期 | 1990年代中頃 |