Devolver Digitalが語るインディーゲーム市場の未来:予測不能な時代を生き抜くパブリッシング哲学とゲーム選びの基準とは?
2026年04月22日 | #ゲーム #イベント | Eurogamer
インディーゲームパブリッシャーとして知られるDevolver Digitalが、ロンドン・ゲームズ・フェスティバルで開催された「New Game Plus」イベントで、インディーゲーム市場の現状と将来について見解を語りました。同社は、『Hotline Miami』や『Enter the Gungeon』といった人気タイトルを手がけ、今回のイベントでは『Dark Scrolls』と『Heave Ho 2』の2タイトルを出展。ゲーム業界の予測不可能な現状において、彼らがどのような姿勢でゲーム開発と向き合っているのか、その哲学が垣間見えます。
インディー市場の現状と未来予測は困難
Devolver DigitalのコミュニケーションディレクターであるRobbie Pattison氏は、過去に「インディーバブルは崩壊する」と言われてきたことや、「ストリーミングが未来」「サブスクリプションが未来」「VRが未来」といった様々な予測が繰り返されてきたことを挙げ、特定のトレンドを追いかけることには懐疑的な見方を示しています。彼らは、長年にわたり自分たちが信じる道を歩んできたからこそ、今の地位を築けていると考えているとのこと。また、シニアビジネス開発マネージャーのBridie Roman氏も、「まだ比較的若い業界で、未来について断定的な意見を出すことには慎重になるべき」と述べており、開発者に対しては「心に従って、楽しいと思えるものを作ることが重要」とアドバイスしています。
Devolver Digitalのゲーム選びの哲学
Devolver Digitalは、そのパブリッシングアプローチを「個性駆動型」と表現しています。Pattison氏によると、彼らは長年にわたるパートナーシップを重視しており、『Dark Scrolls』と『Heave Ho 2』の開発者とは10年以上にわたり協業しているとのことです。Roman氏は、Devolver Digitalの共同創設者であるNigel Lowrie氏の言葉を引用し、「興奮でズボンを濡らすようなゲーム」、つまり「見ればわかる」という直感的な魅力を重視していると語っています。必ずしも「売れる」ゲームばかりではないものの、開発者に利益をもたらし、Devolver自身が日々プレイしたいと思えるような、新しく刺激的で質の高いゲームを求めているとのこと。過去には『Fall Guys』のような大ヒット作も手がけましたが、特定のジャンルやヒット作に縛られることなく、「Devolver」という名前が多様でチェックする価値のあるゲームの証となることを目指しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 出展タイトル | 『Dark Scrolls』、『Heave Ho 2』 |
| パブリッシャー | Devolver Digital |