須田剛一氏、AI生成コンテンツに「違和感」新作「ROMEO」への不使用を明言 開発者の情熱と人間味の重要性を強調
2026年02月03日 | #ゲーム | Eurogamer
グラスホッパー・エンターテインメントの創業者である須田剛一氏が、開発中の新作アクションゲーム「ROMEO」におけるAIツールの使用について、否定的な見解を改めて表明しました。AIが生成した画像や映像には、どうしても「違和感」がつきまとうとし、プレイヤーが感じるであろうキャラクターへの共感や、開発者が情熱を注いだ「人間味」の欠如を懸念しているとのことです。
AI生成物への「違和感」の正体
須田氏は、SNSなどで目にするAI生成のコンテンツについて、「何かがちょっとおかしい」「心理的に違和感を覚える」と語っています。たとえAI技術が進歩して人間がAIだと気づかなくなると仮定しても、現時点ではそのレベルには達していないと考えているそうです。さらに、「ROMEO」にAIを導入した場合、主人公が「偽物」のようになり、プレイヤーが共感しにくい、あるいは不気味に感じられる可能性を指摘。ゲーム開発における職人技や情熱といった、人間ならではの表現が失われることを危惧しています。
NeteaseのAI研究部門閉鎖の背景
また、須田氏は、以前はAI研究開発部門が存在したNeteaseが、その部門を閉鎖し、傘下のスタジオにAIツールの使用を禁じた経緯についても言及しています。閉鎖の明確な理由は明かされていませんが、須田氏は「多くのゲーマーがAIのゲームへの導入を好まないこと」や「著作権侵害の問題」が、その判断に影響したのではないかと推測しています。