フロム・ソフトウェアの隠れた名作『METAL WOLF CHAOS XD』が再リリースされたものの、なぜその後が続かないのか?Devolver Digitalが語るその舞台裏とは
2026年04月22日 | #ゲーム #発売 | Eurogamer
7年前、フロム・ソフトウェアの隠れた名作『METAL WOLF CHAOS』がDevolver Digitalの手により再リリースされましたが、なぜかそれ以降、似たような動きがないのかという疑問が持ち上がっています。このゲームは2004年にXbox向けに発売されたタイトルで、メカに乗ったアメリカ大統領マイケル・ウィルソンを操作し、ド派手なアクションを繰り広げるという破天荒な内容で知られています。しかし、当時のフロム・ソフトウェアの高い人気にもかかわらず、再リリースは期待されたほどの話題にならなかったようです。Devolver Digitalも、この『METAL WOLF CHAOS XD』以降、同様のプロジェクトは手掛けていないとのこと。
『METAL WOLF CHAOS XD』が振るわなかった理由とは
Devolver Digitalのコミュニケーションディレクターであるロビー・パターソン氏によると、『METAL WOLF CHAOS XD』の売り上げはあまり芳しくなかったため、それ以降、似たようなプロジェクトは実施していないとのことです。パターソン氏は、失敗の原因は「発表からリリースまで1年もの期間を空けてしまったこと」と分析しています。もし発表と同時にリリースする「シャドードロップ」方式を採用していれば、もっと大きなインパクトを与えられただろうと語っています。このゲームは、一部のゲーム愛好家の間でカルト的な人気を博していましたが、一般的にはあまり知られていないタイトルでした。
再リリースに至った意外な経緯
なぜ数あるフロム・ソフトウェアのタイトルの中から『METAL WOLF CHAOS』が選ばれたのかという疑問には、意外な理由が明かされました。オンラインでの需要やカルト的な人気があったからではなく、Devolver DigitalのCMOであるナイジェル・ロウリー氏が個人的にこのゲームに強い思い入れがあったからだそうです。ロウリー氏が「何かしたい」とフロム・ソフトウェアに打診したところ、快諾されたとのこと。また、「面白そうだから」という理由も大きかったと語られています。日本以外ではほとんどプレイされていなかった伝説的なゲームでありながら、舞台はアメリカ、副大統領の名前がDevolverの共同設立者と同じマイク・ウィルソンだったという偶然の一致も、再リリースの後押しになったようです。