『アサシン クリード オリジンズ』主演俳優アブバカル・サリム氏が『The Last of Us』主演トロイ・ベイカー氏にゲームスタジオ設立を「やめておけ」と忠告、業界の厳しさを語る
2026年04月22日 | #ゲーム #ニュース | GamesRadar+
人気ゲーム『アサシン クリード オリジンズ』で主人公バエクを演じたアブバカル・サリム氏が、自身のゲームスタジオ設立について、『The Last of Us』などで知られるトロイ・ベイカー氏に「やめておけ」と忠告したと報じられています。ベイカー氏が「自身の物語を語るためにゲームスタジオを立ち上げたい」と語ったことに対し、サリム氏はゲーム業界が「過酷な場所」であると警告しているとのことです。
ベイカー氏のスタジオ設立への意欲とサリム氏の警鐘
トロイ・ベイカー氏はEurogamerのインタビューで、自身のゲーム開発への夢について語り、「チームを築きたい。一緒に仕事をして信頼している人たちとスタジオを立ち上げ、自分のアイデアをどうすればもっと良くできるかを追求したい」と意欲を見せていました。実際にサリム氏のゲームを「めちゃくちゃプレイした」と語るほど、彼の作品に触発されている様子です。しかし、サリム氏はこのベイカー氏の夢に対し、「やるな」と率直なアドバイスを送っています。ファンからの「プレッシャーが大きすぎるのでは?」という質問に対し、サリム氏は現在のゲーム業界を「過酷な空間」と表現し、その厳しさを強調しました。
成功を収めるサリム氏のスタジオとその実情
サリム氏が立ち上げたSurgent Studiosは、2024年のメトロイドヴァニア系タイトル『Tales of Kenzera: Zau』や、昨年リリースされたサイコホラーゲーム『Dead Take』で成功を収めています。特に『Dead Take』は映画化も決定しており、出演したジェーン・ペリー氏はBAFTAゲーム賞の助演俳優部門にノミネートされるなど、高い評価を得ています。こうした実績にもかかわらず、サリム氏が業界の厳しさを訴えるのは、昨今のゲーム業界で相次ぐレイオフやスタジオ閉鎖といった厳しい現状が背景にあると見られています。例えば、Epic GamesのCEOであるティム・スウィーニー氏は、直近で1,000人以上の従業員を解雇したと発表しており、『フォートナイト』のエンゲージメント低下をその理由として挙げています。たとえ大成功を収めたタイトルであっても、従業員の雇用を守ることが難しい状況にあるとのことです。