『プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂』リメイク中止、原作者メスナー氏が開発者の心情を慮る
『プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂』リメイク版が開発中止になったことについて、原作者のジョーダン・メスナー氏が胸中を明かしました。開発中止は、発売が間近だったとも報じられる中での突然の決定であり、長年ゲーム制作に携わってきた開発者たちの落胆は大きいようです。
リメイク中止と開発者の心情
メスナー氏は自身のブログで、プロジェクトの中止は開発者にとって「非常に過酷な経験」だと語っています。特に、発売まであと一歩というところで中止された場合、長年情熱を注いできた若い開発者たちにとって、その努力が日の目を見ることなく消えてしまうことは、キャリアの履歴にも残せず、非常に辛いものになるとのことです。彼は、モントリオールの開発チームに深い同情を示し、「プロジェクトが潰えるというのは、ゲーム業界の、一般にはあまり知られていない側面ですが、開発者は皆、この経験をよく理解しています」と述べています。
Ubisoftの公式発表と関係者の声
Ubisoftは、先日、3つの開発スタジオの再編、2つのスタジオの閉鎖、そして5つのゲームプロジェクトの中止の一環として、『プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂』リメイク版の開発中止を発表しました。同社は、6年間の開発期間を経ていたものの、期待される品質レベルに達するにはさらなる時間と投資が必要だったため、開発を断念したとしています。一方、主人公ファラ役を演じたとされる女優のエマン・アヤズさんは、直近までマーケティング撮影を行っていたにも関わらず、3年間の仕事が失われたと語り、エンターテイメント業界における「人の生活を巻き添えにし、アートを使い捨てコンテンツとして扱う」決定への苦言を呈しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表元 | Ubisoft |
| 開発期間 | 6年 |
| 中止決定時期 | 2026年2月 |