元PlayStationボス吉田修平氏、AAAタイトルの発売初日PCリリースは「良い戦略ではない」と見解を語る一方、PC展開終了の噂には証拠なしとコメント
2026年04月23日 | #ゲーム #発売 | GamesRadar+
元PlayStationのボスである吉田修平氏が、ソニーがPC版リリースを中止するとの噂について、具体的な証拠は見ていないと発言しました。しかし、彼はAAAタイトルをPCで発売初日からリリースするのは、プラットフォームホルダーとしては良い戦略ではないとの見解を示しています。ゲーム開発の規模が拡大し、投資額が増える中で、PS5世代のビッグタイトルがPCに展開されるのは理にかなっているとしています。
PlayStationタイトルPC展開の戦略
吉田氏によると、彼がPlayStationのファーストパーティでゲーム開発に携わっていた頃は、AAAタイトルをPCのような他プラットフォームに持ち込むことは戦略的に許されていなかったとのことです。しかし、2020年に『Horizon: Zero Dawn』がPCでリリースされたことを皮切りに、状況は変化しました。このタイトルは、吉田氏がSIEワールドワイドスタジオのプレジデントを退任してから約1年後にリリースされており、ビッグタイトルがPCに展開される流れができたことが伺えます。
PCリリースがもたらす影響と投資回収
一部のユーザーからは、PlayStationのファーストパーティタイトルがPCに移植されることに対して不満の声も上がっていますが、吉田氏はこれがPS5のようなPlayStationハードウェアの普及に影響を与えたとは考えていないとしています。むしろ、数年遅れてPCでリリースすることで、これらの大予算ゲームへの投資を回収し、その収益を新しいゲームへの再投資に役立てていると説明しています。ただし、リリース時期は重要な要素であり、AAAタイトルを発売初日から他プラットフォームで出すのはPlayStationのようなプラットフォームホルダーにとって良い戦略ではない、というのが彼の見解です。
最近、ソニーが『Ghost of Yotei』のようなシングルプレイヤーPlayStationゲームのPC移植を終了するとの噂が流れました。吉田氏はこの戦略変更の証拠は見ていないとしつつも、もし変更されるなら、今後の大予算ゲームへの投資をどのように維持していくのかが興味深いとコメントしています。この噂の背景には、次期XboxがSteam MachineのようなPCベースのデバイスになる可能性があり、Microsoftが「UnchartedをProject Helixでプレイできる」と謳う状況をソニーが避けたいという思惑があるのでは、という憶測もあるようです。