『Fallout: New Vegas』開発元Obsidianがパロディ要素の商標侵害でBethesdaとトラブル寸前だったと元開発者が明かす──「楽しい訴訟になりそうだ」と告げられる事態に
2026年04月24日 | #ゲーム | GamesRadar+
『Fallout: New Vegas』の開発元であるObsidian Entertainmentが、ゲーム内に登場する一部のパロディ要素を巡って商標問題に巻き込まれていたことが明らかになりました。元開発者のクリス・アヴェローン氏がYouTubeのインタビューで語ったもので、商標登録された実世界の素材をゲームに盛り込んだ結果、Bethesdaと法的なトラブルになりかけたとのことです。
パロディ要素が招いた思わぬ事態
アヴェローン氏によると、問題の発端はゲーム冒頭のドクター・ミッチェルによる心理テストで、そこで使用された「ロールシャッハテスト」の商標をObsidianが確認していなかったことにあります。商標所有者からBethesdaへ連絡があり、「楽しい訴訟になりそうだ、金を払え」と告げられたときには、Bethesda社内から大きなため息が聞こえたといいます。また、ゲーム内のユニークな特性「Wild Wasteland」で登場する「ゴジラゲッコー」も、Bethesdaがその存在を知らなかったため、後で大問題になったとのことです。これらの件は、Obsidianがパロディのネタ元について十分に把握していなかったことが原因とされています。
Bethesdaからのフィードバックと教訓
アヴェローン氏の証言からは、Bethesdaが『Fallout: New Vegas』の開発チームに対して、かなり厳しいフィードバックを与えていた様子がうかがえます。特に、30FPS問題に関する講義や、「Obsidianが犯した全ての過ち」をまとめたパワーポイントを見せられた、というエピソードは印象的です。この一件は、ゲーム開発における商標確認の重要性を改めて浮き彫りにしています。