『Fable』新作でファンに人気の「モラルベースのキャラクター変身システム」が削除されたことについて、生みの親であるピーター・モリニュー氏が「残念」とコメント!開発元はその理由を説明
新作『Fable』のゲームプレイが今年の1月に公開されて以来、オリジナル版のファンからは、XboxおよびXbox 360版の3部作で愛された機能がいくつか削除されていると指摘されてきました。特に注目されているのは、プレイヤーの行動によってキャラクターの見た目が変化する「モラルベースのキャラクター変身システム」が搭載されていない点です。IGNは、『Fable』の開発を主導したピーター・モリニュー氏にこの件についてインタビューし、彼の考えを聞いています。
ファンに愛された「モラル変身システム」の削除
ピーター・モリニュー氏は、ファンに人気のモラル変身システムが新作で削除されたことについて「残念ですね。なぜそうしたのか理解できません」とコメントしています。現在の高精細なグラフィックでこのシステムを完璧に実装するには、技術的なハードルが高いと推測しており、さらに複数の性別に対応させると開発コストが2倍、3倍になるとも指摘しています。しかし、彼は新作にも何らかの形で善悪の概念が導入されることを期待しているようです。一方、Playground Gamesの創設者であるラルフ・フルトン氏は、新作『Fable』におけるモラルシステムはオリジナル版の「絶対的な善悪」とは異なり、より多角的で曖昧なものだと説明しています。プレイヤーの行動が、その地域の評判を形成し、訪れる場所によって異なる評判やアイデンティティを築けるようになっているため、変身システムは新作のゲームデザインに合わないと判断されたとのことです。
新しい評判システムとプレイヤーの自由なアイデンティティ
新作『Fable』では、プレイヤーの行動が滞在する街や地域での評判を形成します。たとえば、新しい場所を訪れる際、プレイヤーは初期状態では何の評判も持たないため、そこでの行動や選択によって全く異なる評判やアイデンティティを築くことが可能です。このシステムにより、プレイヤーはゲーム内のあらゆる場所で自身のアイデンティティを自由にコントロールできます。フルトン氏はこのシステムについて、「角や三つ又の槍を持った姿で現れたら、その評判が先に伝わってしまうでしょう。プレイヤーが自身のアイデンティティと、それによって人々にどう思われるかを完全にコントロールできることの方が、このレガシー機能よりも重要だと感じました」と述べています。結果として、このシステムはオリジナル版では素晴らしく機能しましたが、新作には合わないため採用されなかったとのことです。