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『メタルギアソリッド』スネーク役の声優デイヴィッド・ヘイター氏が語る役作りの秘話と『ニューヨーク1997』からの影響、そして訴訟寸前の危機を免れた知られざるエピソード

2026年04月24日 | #ゲーム | GamesRadar+

『メタルギアソリッド』スネーク役の声優デイヴィッド・ヘイター氏が語る役作りの秘話と『ニューヨーク1997』からの影響、そして訴訟寸前の危機を免れた知られざるエピソード

『メタルギアソリッド』で主人公ソリッド・スネークの声を担当したデイヴィッド・ヘイター氏が、自身の演技について語った情報が飛び込んできました。ヘイター氏は、キャラクターのインスピレーション源となった人物の声に似せようとは意図的にしなかったと明かしています。この発言は、長年のファンにとっては興味深いものとなるでしょう。

スネークの声を巡る知られざるドラマ

ヘイター氏は、メディアのインタビューで「『メタルギア』が始まり、私がスネークを担当したとき、『ニューヨーク1997』のカート・ラッセルには似せたくなかった」と語っています。彼は、類似点があることは認識しつつも、スネークにはもっと「人生経験を積んだような、風雪に耐えたような声」が必要だと感じていたとのこと。確かに、ヘイター氏が演じるスネークの声は、その渋みと深みで多くのプレイヤーを魅了してきました。

『メタルギアソリッド』と映画『ニューヨーク1997』の関係性

『メタルギアソリッド』シリーズの生みの親である小島秀夫監督が、映画『ニューヨーク1997』に登場するスネーク・プリスキンから多大なインスピレーションを受けていたことは、ファンの間ではよく知られています。プリスキンは、マルレットヘアにタバコをくわえ、眼帯をつけたワイルドなキャラクターで、ソリッド・スネークやビッグボスにもその面影が見られます。実際、『メタルギアソリッド2』には、ソリッド・スネークに酷似した「イロコィ・プリスキン」というキャラクターが登場しており、監督自身の遊び心も感じられます。

訴訟寸前だった!?原作者が救った秘話

さらに興味深いのは、『ニューヨーク1997』の監督であるジョン・カーペンター氏が、自身のスタジオが『メタルギアソリッド』を映画のパクリだと訴えようとしていたことを明かしている点です。しかし、カーペンター氏は「彼らにやめるように言った。あのゲームの監督を知っているし、彼は良い人だから、少なくとも私にはね」と語り、訴訟沙汰を未然に防いでいたとのこと。このエピソードは、ゲームの裏側にあった意外なドラマを物語っています。

声優交代の裏側と小島監督のこだわり

また、ヘイター氏がビッグボスの声優を降板し、『メタルギアソリッドV グラウンド・ゼロズ』でキーファー・サザーランド氏がその役を引き継ぐ以前、小島監督は『メタルギアソリッド3』でカート・ラッセル本人にビッグボスを演じてもらおうとしていたという話も出ています。もし実現していれば、シリーズの歴史はまた違ったものになっていたかもしれません。小島監督のキャラクターへのこだわりが垣間見えるエピソードと言えるでしょう。