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現代のゲームでは失われた「繋がり」とは?『ラグナロクオンライン』を1ヶ月プレイした海外プレイヤーの体験談から紐解くMMORPGの魅力

2026年04月25日 | #ゲーム #ニュース | Polygon

現代のゲームでは失われた「繋がり」とは?『ラグナロクオンライン』を1ヶ月プレイした海外プレイヤーの体験談から紐解くMMORPGの魅力

『ラグナロクオンライン』を1か月間プレイし続けたある海外プレイヤーの体験談が注目を集めています。懐かしのMMORPGに没頭した彼が見つけたのは、現代のオンラインゲームでは失われつつある「人との繋がり」だったようです。

なぜ今『ラグナロクオンライン』なのか

この海外プレイヤーが『ラグナロクオンライン』を再びプレイすることになったのは、約20年前のリリースにも関わらず、新たにラテンアメリカサーバーが開設され、コンテンツクリエイターたちが攻略ガイドを公開しているのを見たのがきっかけです。彼は、時代に取り残されたようなこのゲームのプレイ体験が、自分自身や現代のゲーム環境について何を教えてくれるのかという好奇心から、30日間毎日30分以上プレイするという目標を立てました。

ログインブロックと懐かしさの体験

プレイヤーはまずラテンアメリカサーバーでシーフのキャラクターを作成し、順調にレベルアップを進めました。しかし、突然アカウントがブロックされるという事態に遭遇。諦めずにアカウントを再作成するも、これもすぐにブロックされてしまいます。そこで彼は、古くからあるブラジルサーバーに切り替え、新たなシーフを作成。ここでついにキャラクターはアサシンへと進化し、レベル79に到達しました。この経験を通して、プレイヤーは『ラグナロクオンライン』が過去の複数のアップデートが統合された「パッチワーク」のようなゲームであること、そして何百もの活動に追われることなく、オンラインゲームを純粋に楽しめることに気づきました。しかし、彼が最も強く感じたのは、現代のオンラインゲームでは味わえない「人との繋がり」が『ラグナロクオンライン』にはあった、ということでした。

現代オンラインゲームとの違い

現代のオンラインゲーム、例えば『リーグ・オブ・レジェンド』や『VALORANT』などでは、テキストチャットやボイスチャットといったコミュニケーションツールが充実しており、プレイヤー同士の交流を促しています。『原神』のようなシングルプレイ中心のゲームでも、プレイヤー間の交流機能は存在します。しかし、プレイヤーはこれらのツールが提供するのは「交流」であって「繋がり」ではない、と感じています。ゲームやツールは、プレイヤー同士が会話したり、交流したりすることで、より長くゲームをプレイしてもらうために設計されており、深い会話を促すものではない、と指摘されています。

『ラグナロクオンライン』がもたらす「繋がり」

『ラグナロクオンライン』では、HP回復のために座って休憩する必要があり、これが約10分かかることもあります。この「退屈な時間」こそが、最も誠実で記憶に残る交流の場となるようです。ある時、ペイヨン洞窟の前で休憩していると、アコライトのプレイヤーが隣に座り、「手伝いましょうか?」と声をかけてくれました。手伝いは断ったものの、アコライトのプレイヤーは去らず、ゲームの好きな点や嫌いな点について話し始めたとのこと。また、ゲフェンでアサシンになったばかりのプレイヤーが休憩していると、別のプレイヤーが隣に座り、お互いのクラスやゲームプレイについて語り合ったというエピソードも紹介されています。これらの経験は、無限のエンゲージメントを期待することなく、二人の人間がそれぞれの考えを共有する、まるでバスを待つ間に隣の見知らぬ人と短い会話を交わすような、純粋な「繋がり」だったと彼は語っています。