『Aphelion』のオーディオチームが語る、感情と物語に深く寄り添う没入型サウンドデザインの全貌とは?沈黙と音楽が織りなす孤独な旅路の秘密に迫る!
2026年04月28日 | #ゲーム #発売 | Xbox Wire EN
新作ゲーム『Aphelion』のオーディオチームが、本作のサウンドデザインのこだわりを明らかにしました。ケビン・イングランド氏(サウンドデザイナー)、マチュー・フィオレンティーニ氏(シニアサウンドデザイナー)、そしてチームの皆さんが、音楽とサウンドデザインがどのように没入感あふれる世界を作り上げているかを語っています。本作は、従来のゲーム音楽とは一線を画し、より物語と感情に焦点を当てたアプローチを採用しているとのことです。
感情を揺さぶる音楽が紡ぐ物語
本作の音楽は、ゲーム業界外の作曲家であるアミン・ブーハファ氏が手掛けています。彼の豊かな音楽性と、ゲームの状態を伝えるフィードバックとしての音楽ではなく、物語と感情を主軸としたアプローチが採用されている点が大きな特徴です。音楽は、主人公アリアンとトーマスの関係性を強調し、ゲーム全体を通して感情を表現する役割を担っています。特に、チャプター9でアリアンがトーマスについて語る場面では、プレイヤーの行動に関わらず長い楽曲が流れ続けるなど、音楽の整合性を保ちながらプレイヤーの旅を感情的に彩る工夫が凝らされています。これは、映画のスコアリングに似た、より自然な音楽の展開を実現するためだとしています。
孤独感を演出するサウンドデザイン
サウンドデザインにおいては、「孤独と孤立」という感情の表現が重要な柱となっています。主人公たちが宇宙船の墜落により離れ離れになり、サバイバルを強いられる状況を強調するため、沈黙や音楽が効果的に使われています。未知の状況に音楽がないことで生まれる「空虚感」は、プレイヤーに孤独感を強く印象付けるとのこと。また、SF作品の音響としては珍しく、映画「メッセージ」を参考に、テクノロジー的な音ではなく、キャラクターの感情と物語を重視した自然なサウンドを目指しているそうです。最大のサウンドデザインの挑戦の一つである敵「ネメシス」の音響については、視覚を持たないこの生命体の不気味さと脅威を表現するために、合成音とガラスの軋み音、野菜の破裂音、イルカやアシカの鳴き声といった有機的なテクスチャを組み合わせているとのこと。反響定位を利用したリズミカルな音のパターンで、ネメシスの行動(徘徊、探索、攻撃)を明確に伝えていると語っています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売日 | 4月28日 |
| プラットフォーム | Xbox Series X |
| 備考 | Xbox Play Anywhere対応、Game Passで提供中 |