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『NieR:Automata』のヨコオタロウ氏がディレクターになった驚きの経緯を語る!「まさか自分がディレクターに…」その裏には意外な発言量とカプコンが関係していた!?

2026年04月28日 | #ゲーム | GamesRadar+

『NieR:Automata』のヨコオタロウ氏がディレクターになった驚きの経緯を語る!「まさか自分がディレクターに…」その裏には意外な発言量とカプコンが関係していた!?

スクウェア・エニックスから発売された『NieR:Automata(ニーア オートマタ)』のクリエイターであるヨコオタロウ氏が、ディレクターになった意外な経緯を明かしました。氏のキャリアは、自身の発言量とちょっとした運、そしてカプコンとの関係から始まったとのことです。その詳細は、Archipelから新しく出版された書籍「The Worlds of Yoko Taro」に収録されたインタビューで語られています。

ヨコオタロウ氏がディレクターになった経緯

ヨコオ氏は、2003年にスクウェア・エニックスから発売されたPS2用アクションRPG『ドラッグオンドラグーン』開発時のエピソードを振り返っています。当初、Caviaのプロデューサーである岩崎氏がディレクターを務める予定だったものの、当時Caviaはカプコンから発売されたライトガンシューター『バイオハザード DEAD AIM』の開発も手掛けており、岩崎氏のほとんどの時間がそちらに費やされていたそうです。この状況から、岩崎氏がディレクターを兼任するのは難しいと判断され、後任を探すことになったとのこと。そこで、チーム内で最も意見を活発に発言していたヨコオ氏に白羽の矢が立ち、「ヨコオに任せればいいんじゃないか、あんなに色々言ってるんだから」という流れでディレクターに就任したと語っています。

自身のキャリアに対するユニークな視点

ヨコオ氏は、ディレクターになることに対して「大いなる野心があったわけではない」とし、単に「出来事がそういう風に展開していっただけ」と述べています。常に身につけている月のマスクや、スタイライズされた芸名、そして自らを「我慢できない性格」と表現するなど、独特な姿勢を持つヨコオ氏。しかし、『NieR』や『ドラッグオンドラグーン』シリーズで生み出される、ダークかつユーモラスな世界観は、彼の鋭い芸術的ビジョンを明確に示しています。また、『ドラッグオンドラグーン』の最終版については、スクウェア・エニックスがほとんど関与しなかったため、「プロデューサーの関心の低さが、ああいった世界観を構築するクリエイティブな余地を与えてくれた」と語っています。しかしその一方で、自身の作品を通して自己表現をしたいという欲求は全くなく、制約の中で解決策を見つける「パズルのような作業」だったとも述べており、彼のユニークな創作姿勢が垣間見えます。