← 最新記事一覧

『Slay the Spire 2』は究極のローグライク体験か、それとも理不尽な運ゲーか? 開発者が語る愛憎入り混じるゲームの二面性とは

2026年04月28日 | #ゲーム #発売 | GamesRadar+

『Slay the Spire 2』は究極のローグライク体験か、それとも理不尽な運ゲーか? 開発者が語る愛憎入り混じるゲームの二面性とは

人気ローグライクデッキビルダー『Slay the Spire』の続編として注目を集める『Slay the Spire 2』は、リリース前から多くのプレイヤーの関心を集めています。前作の革新的なゲームプレイを継承しつつも、さらなる進化を遂げた本作は、その中毒性の高さから、開発者自身でさえもプレイ時間を測り知れないほど夢中になっているとのこと。しかし、本作は時にプレイヤーに理不尽とも思えるほどの困難を突きつけることがあるようです。

究極のビルド構築が求められるゲーム性

『Slay the Spire 2』では、プレイヤーはステージを進むごとに手に入るカードを組み合わせて、自分だけの強力なデッキを構築していくことになります。特に高難易度のアセンションモードでは、序盤から特定のビルドを意識し、効率的にカードを集めていく戦略が不可欠とされています。例えば、「The Defect」であればクローンクロービルド、「The Silent」であれば毒ビルドなど、キャラクターごとに強力なシナジーを生み出すビルドが存在し、これらをいかに早く確立できるかが勝敗を分ける鍵となります。しかし、本作のカード入手はランダム要素が強く、思うようにカードが集まらないことも珍しくありません。

運と戦略が織りなす表裏一体のゲーム体験

本作のカードプールは、ゲームを進めていくにつれてアンロックされるカードが増えることで、選択肢が広がる一方で、狙ったカードを引きにくくなるという二面性を持っています。これにより、プレイヤーはより柔軟な戦略を立てられるようになるものの、同時に運の要素に大きく左右されることになります。開発者の一人は、ダークソウルへの愛から新作カードを減らすことを検討したものの、テスターからは不評だったというエピソードも明かされています。このゲームの根底には、完璧なビルドが完成した時の最高の喜びと、カード運に恵まれず敗北する時の底知れない絶望が、まるで表裏一体のように存在しているのです。

シナジーが生まれない時の苦悩

開発者が経験した例として、先日「Necrobinder」で驚くほど強力なビルドが組め、クイーンとの戦いを数ラウンドで終わらせられたかと思えば、別の日に「The Defect」で試した際には、様々な種類のカードばかりが手に入り、シナジーがほとんど生まれず、あっけなくアクト2で敗退してしまったと語られています。このような経験から、開発者自身もアクト1の中盤までに特定のビルドのカードが数枚手に入らなければ、リスタートしてしまうほどの「完璧主義」に陥ってしまっているとのこと。これは、本作におけるショップの少なさや、敵を倒した際のカード報酬がランダムであることなどが、プレイヤーに完璧なビルド構築を強く意識させる要因となっていると考えられます。

項目 内容
ジャンル ローグライクデッキビルダー