ソウルライク『Wuchang: Fallen Feathers』のIPがDigital Bros Groupに買収される!開発元の混乱を乗り越え、検閲されたパッチの修正も期待されるか?
2026年04月29日 | #ゲーム #発売 | DualShockers
2025年にリリースされ、ソウルライクゲームとして大きな注目を集めた『Wuchang: Fallen Feathers』のIP(知的財産)が、Digital Bros Groupによって買収されたことが明らかになりました。開発元であるLeenzeeの主要開発チームが離脱し、プロデューサー兼ディレクターのXia Siyuan氏も解雇されたことで、本作の将来は不透明な状況にありました。残されたスタッフが他のプロジェクトのサポートに回ることを拒否したため、スタジオとIPの行方は宙に浮いた状態でしたが、今回のDigital Brosによる買収で、状況は大きく変わることになりそうです。
Digital Brosが400万ユーロでIPを取得
Digital Bros Group(505 Gamesの親会社)は、成都凌澤(Leenzeeとして知られる)と契約を締結し、『Wuchang: Fallen Feathers』のIP権を正式に取得したと発表しました。この契約は約400万ユーロ(約3200万人民元)と評価されており、Digital BrosはIPの完全な所有権を獲得したことで、元の開発元に対する将来のロイヤリティ支払いの義務がなくなるとのことです。Digital Brosは、今回の買収によって「IPのライフサイクル全体で生み出される価値の完全な保持を確保する」としています。既に商業的成功を収めているタイトルの長期的な可能性を守り、将来の開発や関連投資に関する意思決定能力を高める狙いがあるようです。
発売後のパッチで巻き起こった論争は解消されるか
『Wuchang: Fallen Feathers』は、発売当初に100万本以上の売上を記録し、Steamでは同時接続プレイヤー数が13万人に達するなど大きな成功を収めました。しかし、中国国内で「反漢(反漢民族)」あるいは「親満州(満州民族寄り)」であるとの批判を受け、一部の中国プレイヤーから大規模なレビュー爆撃を受けました。これを受けてLeenzeeは、一部のボスキャラクターを倒せないように変更する「パッチ1.5」をリリースしましたが、この変更は西洋のプレイヤーからは「支離滅裂な検閲」として批判されました。Digital Brosはパッチ1.5について直接言及していませんが、IPが欧州企業の管理下に入ったことで、クリエイティブな決定権はパブリッシャーにあります。声明では「将来の開発に関するタイムリーな意思決定能力」が強調されており、オリジナル版の検閲なしの『Wuchang』が復活する可能性もゼロではないでしょう。しかし、それが実現するかどうかは、今後の動向を見守る必要がありそうです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| IP買収額 | 約400万ユーロ(約3200万人民元) |
| 発売日 | 2025年7月24日 |
| プラットフォーム | PlayStation 5、Xbox Series X/S、PC |