『Garry's Mod』後継作『S&box』Steamでリリース直後からAI生成コンテンツが問題視、開発元が人間の創造性促進のため「対策を講じる」と表明
2026年04月29日 | #ゲーム #発売 | GamesRadar+
『Garry's Mod』の精神的後継作として期待されていたサンドボックスゲーム『S&box』がSteamでリリースされましたが、発売からわずか1日でユーザー生成コンテンツのAI利用が問題視されています。開発元のFacepunch Studiosは、AI生成コンテンツの急増に対して迅速な対応を表明しており、人間の創造性を促進する方針を打ち出しています。
AIコンテンツへの対応方針を表明
Facepunch Studiosの創設者であるGarry Newman氏は、AIによって生成された低品質なコンテンツ、いわゆる「AIスロップ」が、あらゆるクリエイティブな分野で問題になるという認識を示しています。同氏は、「AIを使って創造性を発揮することや、AIにゲームを作らせることは推奨しない」と明確に述べています。一方で、AIが開発の学習ツールや生産性向上ツールとして有用であることも認めています。このため、同社はAIコンテンツを一律に禁止するのではなく、人間の創造性を前面に押し出し、明らかにAIによって生成された低品質なコンテンツをメインページから排除する措置を講じるとのことです。
コミュニティからの懸念と今後の展望
Steamのレビューでは、AI生成コンテンツの氾濫に対するユーザーからの懸念が多数寄せられています。「AIスロップをフィルターできるようにしてほしい。Garry's Modの後継作のトップページがAIだらけなのは良い印象ではない」という意見や、「AI生成のサムネイルや説明を禁止してほしい」といった要望も出ています。現在のSteamページでは、ユーザー生成コンテンツにAI生成物が含まれる可能性がある旨の注意書きがされていますが、開発元自身はAI生成コンテンツを一切使用していないとのことです。開発チームは、ユーザーの創作活動を阻害することなく、またすべてのコンテンツの出所を監視する困難さを考慮し、AIコンテンツが目立つことを避けるという中間的な対策を取るとしています。