初代『Just Cause』のディレクターが手掛ける新作アクションスリラー『Samson』がローンチで苦戦、これに『Kingdom Come: Deliverance』のディレクターが自身の経験を踏まえ同情の意を表明
2026年04月30日 | #ゲーム #発売 | GamesRadar+
Liquid Swords Gamesが開発し、初代『Just Cause』の共同ディレクターを務めたディレクターが手掛ける新作アクションスリラーゲーム『Samson』が、先日リリースされました。しかし、プロモーション不足やバグが目立ち、ローンチはかなり厳しい状況に見舞われているようです。この現状に対し、『Kingdom Come: Deliverance』シリーズのディレクターであるダニエル・ヴァーヴラ氏が、自身のゲーム開発における経験を踏まえ、同情の意を示しています。
発売直後の苦境に直面した『Samson』
ヴァーヴラ氏は、Twitterで『Samson』への思いを語っています。かつて自身が携わった『Mafia』のようなクライムゲームであり、初代『Just Cause』との繋がりもあって興味を抱き、実際にプレイしてみたとのこと。「見た目は本当にファンタスティック!」と絶賛しつつも、「…そして、これはユーロジャンクだ」と指摘しています。この評価は、Steamのレビューが「賛否両論」となっている現状とも一致しており、ゲームの出来栄えに課題があることを示唆しています。ヴァーヴラ氏は、『Samson』の苦境を「インディー開発チーム、パブリッシャーが見つからず、人員削減、当初の計画を縮小、広告なしの急ぎの自主パブリッシング、バグ、生き残りをかけた戦い」と表現しており、これは『Kingdom Come: Deliverance』にも「容易に起こり得たことだ」と述べています。
『Kingdom Come: Deliverance』の知られざる開発秘話
実は『Samson』は、2025年半ばに人員削減によってチームの半数を失い、当初の計画であった骨太なアクションRPGから、より限定的なローグライク風のプロジェクトへと変更された経緯があります。複数のパブリッシャーに拒否され、ある会社には5回も却下されたとのこと。まさに「必要に迫られて」リリースされた状態であり、完成度よりも発売を優先せざるを得なかった状況がうかがえます。ヴァーヴラ氏は、『Kingdom Come: Deliverance』の開発時も、同様の苦境に直面する可能性があったと語っています。しかし、彼は当初のピッチを成功させ、十分なパートナーと資金を確保し、2011年にWarhorse Studiosを設立しました。ヴァーヴラ氏はこの業界の不安定さを指摘し、「発表されているタイトルの数を考えると、今年はこのような話が他にもいくつか聞かれるだろう」と予測しています。その上で、『Samson』については「値段の割には悪くない。試してみてほしい。本当に素晴らしい見た目だ」と、応援のメッセージを送っています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プラットフォーム | 未公開 |
| ジャンル | アクションスリラー |
| 開発元 | Liquid Swords Games |