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トニー・ホークが初期の『Tony Hawk's Pro Skater』を友人にテストプレイさせるためPS1を改造していたという驚きの逸話が明かされる

2026年04月30日 | #ゲーム | IGN

トニー・ホークが初期の『Tony Hawk's Pro Skater』を友人にテストプレイさせるためPS1を改造していたという驚きの逸話が明かされる

伝説的なスケートボードゲーム『Tony Hawk's Pro Skater(トニー・ホークス プロ・スケーター)』。このシリーズの初期開発段階で、プロスケーターのトニー・ホーク氏自身が、友人向けにPlayStation 1を改造してテストプレイさせていたという驚きのエピソードが明かされました。これは、ゲーム業界の新たなカンファレンス「iicon」でのパネルディスカッションで、ホーク氏本人の口から語られたものです。

開発初期の貴重なフィードバック

1998年当時、ホーク氏は開発元のNeversoftとともに、後の名作となる『Tony Hawk's Pro Skater』の初期バージョンに取り組んでいました。このゲームは、元々ブルース・ウィリスをフィーチャーした失敗作『Apocalypse』の改造版から生まれたとのこと。ホーク氏は毎週、Neversoftから送られてくるCD-Rを改造した自身のPlayStation 1でプレイし、コメントをフィードバックしていたそうです。しかし、開発チームで唯一のリアルなスケーターとして、その興奮を共有する相手がいないことに孤独を感じていました。そこで、ホーク氏は友人であるスケーターたち、特に熱心なゲーマーを知っていたので、内緒でそのCD-Rのコピーを送り始めたのです。

友人を巻き込んだゲリラテスト

ホーク氏は、友人であり後に『THPS 4』にも登場するスケーター兼フォトグラファーのアティバ・ジェファーソン氏のPS1を改造し、その焼き付けディスクをプレイできるようにしたとのこと。ジェファーソン氏からのフィードバックは非常に貴重で、彼はさらに他の友人たちにもゲームをプレイさせていたそうです。ホーク氏はこの状況を「我々は暴走していた」と振り返っています。やがて、ハードコアなスケートコミュニティ内で「あのゲームやった?」といった噂が流れ始め、ホーク氏はこのとき「自分たちは何か正しいことをした」と確信したと語っています。スケーターたちがこのゲームを楽しむだろうと感じた瞬間こそが、彼にとっての成功の証だったのです。

『Tony Hawk's Underground』のリマスターに期待

パネルディスカッションでは、ホーク氏が次にリマスターしてほしいゲームについても言及しました。シリーズのリマスターやリメイクが進む中、ここ数年で最も多くの要望が寄せられているのは『Tony Hawk's Underground』だそうです。もし次があるなら、このタイトルをリマスターしたいとホーク氏は熱意を語っています。しかしながら、先日『THPS 3+4』のリマスターを手がけた開発元Iron Galaxyでは、2025年に続く大規模な人員削減が再び行われたと報じられており、今後の展開は不透明な状況です。