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『Grand Theft Auto VI』の開発現場で長時間労働と未払い残業が常態化か、従業員は「非現実的なワークロード」に苦しむと報告

2026年05月04日 | #ゲーム #発売 | Digital Trends Gaming

『Grand Theft Auto VI』の開発現場で長時間労働と未払い残業が常態化か、従業員は「非現実的なワークロード」に苦しむと報告

Rockstar Gamesが開発を進める超大作『Grand Theft Auto VI』(以下、GTA VI)について、開発現場から新たな情報が届きました。度重なる開発の遅延により、リーダーシップ層が設定した新たなスケジュール目標達成のため、開発チームに大きな負担がかかっているとのことです。特に最近では、長時間労働や未払い残業が常態化していると報じられています。

開発現場の過酷な現実が明らかに

最近の内部情報によると、特にQAアナリストからの声として、仕事量が非現実的なレベルに達していることが指摘されています。残業は当たり前で、しかもそれが支払われないケースがあるとのこと。中には、丸一日勤務した後、さらに深夜3時まで働く従業員もいると報告されています。通常であれば5~6ヶ月かかるような作業が、わずか2~3ヶ月に凝縮されており、このペースについていくのは非常に困難な状況です。内部で懸念を表明しても改善されず、多くの従業員がストレスと燃え尽き症候群に苦しんでいるとされています。

長時間労働の歴史と繰り返される問題

過去の反省と現状

Rockstar Gamesにおける長時間労働、いわゆる「クランチ」は以前から度々問題視されてきました。『レッド・デッド・リデンプション2』の開発終盤には、週に最大100時間近い労働が報じられ、大きな批判を浴びました。これを受けてスタジオのリーダーたちは問題の存在を認め、ワークライフバランスの改善に努めると表明していました。しかし、今回の報告を見る限り、その改善が全てのチームに浸透しているわけではないようです。

期待の高さが生むプレッシャー

『GTA VI』はエンターテイメント業界で最も期待されている作品の一つであり、その注目度の高さが開発チームへのプレッシャーをさらに増幅させています。度重なる延期は、世間の期待を一層高める結果となり、開発者にとっては、特に重要なマイルストーンが近づくにつれて、より厳しい納期に直面することを意味します。ゲーム業界全体には、主要なリリース前にクランチが発生するという長年の歴史があり、バグ修正や発売日、マーケティングの約束といった要素が重なる最終段階で、開発者やテスターは最も過酷な状況に追い込まれがちです。