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インディーゲーム開発者がSteamでまさかの事態に直面! 自社IPが「第三者の知的財産権侵害」と判断され、デモ版公開がブロックされる『Wired Tokyo』の苦悩

2026年05月04日 | #ゲーム #発売 | VGC

インディーゲーム開発者がSteamでまさかの事態に直面! 自社IPが「第三者の知的財産権侵害」と判断され、デモ版公開がブロックされる『Wired Tokyo』の苦悩

日本のインディーゲーム開発者であるDaikichi氏が、現在開発中の3D縦スクロールアクションゲーム『Wired Tokyo』について、Steamでのデモ版公開がブロックされていると報告しました。その理由が、ゲーム内に登場する自社IPのカードゲーム「Dinostone」の知的財産権侵害という、なんとも奇妙な事態に陥っているとのことです。Daikichi氏は、自身の作品であるにもかかわらず、Steamから「第三者の知的財産を侵害している可能性がある」との指摘を受けており、この状況をどう解決すればよいか途方に暮れている様子がうかがえます。

自社IPがまさかのIP侵害と判断される事態

Steamからの通知によると、Daikichi氏のゲームが侵害しているとされるIPは、「アプリ内の環境、ゲームプレイに表示される恐竜をテーマにしたカードゲーム」とのことです。これは2023年にDaikichi氏自身がリリースした恐竜テーマのトレーディングカードゲーム「Dinostone」を指していると考えられます。『Wired Tokyo』では、過去のDaikichi氏のプロジェクトへのオマージュとして「Dinostone」が登場するのですが、Steamはこれを第三者のIPと誤認しているようです。Daikichi氏としては、自分のIPが自分のIPを侵害していると判断された格好となり、どう証明すればよいのか頭を抱えています。

解決策が見つからないインディー開発者の苦悩

Steamからの通知では、IP侵害がないことを示す「合理的な保証」の提出が求められており、これにはライセンス契約書や弁護士による法的意見書などが挙げられています。しかし、Daikichi氏はインディー開発者であるため、弁護士を雇う費用を捻出するのが難しいと訴えています。さらに、「Dinostone」は本名ではなくDaikichi名義でオンライン公開された作品であるため、自身が権利者であることを法的に証明する公式文書を見つけるのが困難な状況にあるとのこと。この八方塞がりの状況に対し、Daikichi氏は「自作のボードゲームを含むすべてのオリジナル作品の使用許可を自分自身に与えるという署名入りの文書を作成し、再提出した」とXで報告しており、解決を願うばかりです。