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元任天堂アメリカ社長が明かす!WiiとDSのAmazon供給停止の裏側には「法外な要求」と「違法行為」への毅然とした拒否があった

2026年05月04日 | #ゲーム #発売 | Eurogamer

元任天堂アメリカ社長が明かす!WiiとDSのAmazon供給停止の裏側には「法外な要求」と「違法行為」への毅然とした拒否があった

元任天堂アメリカ社長のレジー・フィサメ氏が、過去にWiiとDSのAmazonへの供給を中止した背景には、Amazonからの「とんでもない」要求があったと明かしました。ニューヨーク大学ゲームセンターの講演シリーズで、フィサメ氏は当時を振り返り、Amazonが最低価格を維持しウォルマートに勝つために「法外な量のサポート」を求めてきたと語っています。

Amazonからの「とんでもない」要求とは

フィサメ氏によると、当時任天堂アメリカでは年間1,000万台のWiiとDSを販売しており、莫大な収益を上げていたそうです。Amazonはビデオゲーム分野での拡大を目指しており、市場で最も低い価格、つまりウォルマートよりも安い価格を提供したいと考えていました。あるAmazonの幹部が、任天堂に対し「法外な額の金銭的サポート」を要求してきたとのこと。これに対しフィサメ氏は「それって違法だと知っていますか?私にはできません」と明確に伝えたそうです。この要求を受け入れれば、他の小売店との関係を危険にさらすことになると判断したフィサメ氏は、Amazonへの販売を一時的に停止するという強硬な手段に出ました。

その後の関係と「Switch」発売

この一件で一時的に関係が悪化した両社ですが、数年後には和解し、良好な関係を築いています。フィサメ氏は、Nintendo Switchの発売準備時には、すべての小売店に協力してもらい大規模な展開を目指した際、Amazonも積極的に協力し、非常に良い結果につながったと述べています。これは、互いに利益があるアプローチに基づいた結果だと説明しています。フィサメ氏は2003年に任天堂アメリカに入社し、社長兼COOとして2019年に退任するまで、WiiやDSといった大ヒットハードウェアの顔として活躍しました。