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宮本茂氏が映画『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』の速いペースを擁護!ゲーム制作との共通点と子どもたちへの配慮を語る

2026年05月05日 | #ゲーム #発売 | Eurogamer

宮本茂氏が映画『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』の速いペースを擁護!ゲーム制作との共通点と子どもたちへの配慮を語る

本日、大ヒット公開中の映画『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』について、任天堂の宮本茂氏が作品の早いペースを擁護するコメントを発表しました。前作『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』に続き、今作も興行収入では好調な一方で、批評家からはやや厳しい意見も出ており、特にそのスピーディな展開が話題となっていました。しかし、宮本氏はこのテンポの速さこそが、彼のゲーム制作のアプローチと共通しており、作品の魅力につながっていると説明しています。

宮本茂氏が語る「映画制作とゲーム制作の共通点」

宮本氏によると、映画制作における一つのアプローチとして、「小さな部分的なユニット」をそれぞれ独立して機能するように作り、それらを組み合わせて90分程度の映画を構成するという方法があるとのこと。具体的には、「3分ずつのユニットを30個作れば90分になる」と例を挙げています。この手法は、宮本氏自身のゲーム制作にも通じるものがあり、「不要なものは作らないが、何も捨てない」という彼の哲学と非常に似ていると語っています。イルミネーションの技術は、これらのユニットを頻繁に交換したり再配置したりすることで、非常に密度の高い作品を生み出している、としています。

子どもたちを意識した90分間の構成

宮本氏は、映画の各シーンやゲームの各セクションが、それ自体で楽しめるようにすることが重要だと考えているようです。これは、編集作業の効率化にもつながる合理的な考え方ですが、一方で、個々のギャグや楽しい瞬間が積み重なっても、他のアニメ映画に見られるようなキャラクターアークや深い物語に欠けるという批判も存在します。この点について宮本氏は直接的な回答は避けつつも、短い上映時間の中にどれだけのジョークや「ファンサービス」の瞬間を盛り込めるかという質問に対し、映画が「劇場を走り回る子どもたち」を念頭に置いて作られていることを示唆しました。「その意味で、息つく暇もないほど展開の速い90分にすることは正解だったと思います」と述べており、子どもたちが飽きずに楽しめるように配慮されたテンポであることを強調しています。なお、本作を見逃した方や、自宅でのんびり鑑賞したい方のために、Universalは5月19日にVODプラットフォームで配信を開始する予定です。