元任天堂アメリカ社長レジー・フィサメ氏が語る、任天堂がゲームを「値下げしない」理由とは?『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』は発売以来、一度も値下げなし!
2026年05月05日 | #ゲーム #発売 | GamesRadar+
元任天堂アメリカ社長のレジー・フィサメ氏が、任天堂があまりゲームを大幅に値下げしない理由について語りました。同氏は、任天堂が「完璧な状態」でゲームを出荷するという企業文化を持っているため、発売後に大幅な値引きをしないと説明しています。これは、昨今のゲーム業界で発売後にアップデートで不具合を修正したり、コンテンツを追加したりする傾向とは一線を画す考え方として注目されています。
任天堂の「完璧な状態」という哲学
フィサメ氏によると、任天堂のゲーム開発における考え方は「完全な状態でゲームを出荷する。すぐにプレイできる状態である。発売初日の3時間かかるアップデートなどない」というものです。この考え方は、日本の京都に古くから伝わる「京都の職人技」に似ていると例えています。任天堂が京都に本社を置くことから、同社には「最高のゲームを作り、機能的に完全な状態で送り出す」という職人気質のメンタリティが根付いているとフィサメ氏は語っています。
値下げをしない理由と現状
この「最高の状態で送り出す」という信念の結果として、任天堂はゲームの価格を大幅に下げないという方針を貫いています。実際に、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』は発売以来、任天堂自身が値下げを行ったことは一度もないとフィサメ氏は指摘しています。特定の小売店が一時的に安く販売することはあっても、企業として価格を割引することはないとのことです。「最高のものを最高の状態で提供し、適正な価格を設定する。その価格は決して変わらない」というのが任天堂の基本的なスタンスとしています。ただし、フィサメ氏が任天堂を去った2019年以降、『マリオストライカーズ バトルリーグ』や『マリオゴルフ スーパーラッシュ』、『Nintendo Switch Sports』のように、発売後にコンテンツを追加する形での運営が行われるケースも見られるようになっており、この「完全な状態で出荷する」という方針は、多少変化している可能性も示唆されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発言者 | レジー・フィサメ氏(元任天堂アメリカ社長) |
| 主な内容 | 任天堂のゲーム価格戦略と開発哲学 |
| 関連タイトル | 『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』 |