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宮本茂氏が『ゼルダの伝説2』を「ある種の失敗作」と語る、任天堂は『神々のトライフォース』を初代の「真の続編」と位置づけしていたことが明らかに

2026年05月05日 | #ゲーム #発売 | Eurogamer

宮本茂氏が『ゼルダの伝説2』を「ある種の失敗作」と語る、任天堂は『神々のトライフォース』を初代の「真の続編」と位置づけしていたことが明らかに

任天堂のレジェンド、宮本茂氏がかつて語った『ゼルダの伝説』シリーズに関するコメントが再び注目されています。宮本氏は自身が発案したにもかかわらず、『ゼルダの伝説2 リンクの冒険』を「ある種の失敗作」と見ており、任天堂社内では『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』こそが初代の「真の続編」であると考えていたことが明らかになりました。この発言は2003年のものですが、最近のRetro Gamer誌で再共有され、シリーズファンから改めて大きな関心を集めています。

『ゼルダの伝説2』はなぜ「失敗作」とされたのか

『ゼルダの伝説2 リンクの冒険』は1987年に発売され、初代『ゼルダの伝説』の直接的な続編として世に出ました。しかし、商業的には成功を収めたものの、初代ほどの熱狂は生み出せず、人気投票などでは他のシリーズ作品に大きく水をあけられることが少なくありません。その大きな要因は、これまでのシリーズとは大きく異なるゲームプレイでした。IGNでは本作を「ゼルダシリーズの私生児」とまで評しており、任天堂社内でも同様の認識があったようです。宮本氏は2003年のインタビューで、『ゼルダの伝説2』は自身の「オリジナルのアイデア」であったものの、「実際のゲームは別のチームによって開発された」と明かしています。通常、宮本氏が手掛けるゲームは開発過程で「良いアイデアが次々と生まれ」、品質が向上していくものですが、『ゼルダの伝説2』に関してはそれが起こらず、開発中も「ずっと同じまま」だったと語っています。

『神々のトライフォース』こそ「真の続編」

宮本氏は『ゼルダの伝説2』について「ある種の失敗作だった」と述べ、さらに「私たちは『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』を『ゼルダの伝説』の真の続編だと考えている」と付け加えています。もし『ゼルダの伝説2』が社内で真の続編と見なされていなかったとしたら、一体どのような位置づけだったのでしょうか。宮本氏によると、本作は初代『ゼルダの伝説』の「サイドストーリー」として捉えられていたとのことです。つまり、『ゼルダの伝説2』は初代の後のリンクに何が起こったかを描いた物語であるものの、『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』こそが『ゼルダの伝説』の正統な続編である、というのが任天堂の内部的な見解だったようです。

『ゼルダの伝説』シリーズの今後の展開

『ゼルダの伝説』シリーズは2026年2月21日に40周年を迎えました。これを記念して、最新作である『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』と『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』の魅力を語るエッセイが公開されるなど、シリーズへの注目は高まっています。また、シリーズの今後については、今年後半に『ゼルダの伝説 時のオカリナ』のリメイク版が発売されると報じられています。さらに、2027年5月7日には実写版『ゼルダの伝説』映画が公開される予定となっており、今後の展開にも期待が高まっています。