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アナリストが指摘!PCゲーマーはコンソールプレイヤーよりも30ドル未満のゲームを圧倒的に多く購入し、『Schedule 1』などの新作がPC市場を大きく変革している模様

2026年05月06日 | #ゲーム | GamesRadar+

アナリストが指摘!PCゲーマーはコンソールプレイヤーよりも30ドル未満のゲームを圧倒的に多く購入し、『Schedule 1』などの新作がPC市場を大きく変革している模様

アナリスト企業Newzooの最新レポートによると、PCゲーマーはコンソールゲーマーよりも安価なゲームを多く購入しているという興味深いデータが公開されました。この傾向はSteamのセールだけが原因ではなく、発売時に30ドル未満のゲームがPC市場においてコンソール市場よりもはるかに大きな割合を占めており、しかもその割合は年々増加しているとのことです。特にブレイクアウトしたインディーゲームがPCで大成功を収めており、この価格帯のゲームがPC市場の形を大きく変えつつあると指摘されています。

PC市場を牽引する30ドル未満の新作ゲーム

Newzooのレポートでは、ゲームの価格帯として10ドルから30ドルの間のタイトルが全プラットフォームで売上を牽引しているとされていますが、特に30ドル未満の価格帯は「ブレイクアウトしたインディーゲームによってPCで繁栄している」と分析されています。2022年以降、PC、PlayStation、Xboxの各プラットフォームで30ドル未満のゲームの総売上は、それぞれ40%、50%、35%と比較的同等の成長率を示していますが、実際の支出額で見るとPCが両方のコンソールを上回っており、特に新作のリリースにおいて顕著です。コンソールではバックカタログタイトルがこの価格帯を占めることが多いのに対し、PCではSteamの優れた発見機能も手伝って、新しいバイラルヒットが次々と生まれています。PCにおける30ドル未満の新作ゲームの売上は、2022年以降156%も成長していることがNewzooの調査で明らかになっています。

各プラットフォームにおける人気タイトルと市場構造

2025年に各プラットフォームで最も収益を上げた30ドル未満のゲームトップ5を見ると、この傾向がより明確になります。PC、PlayStation、Xboxの3プラットフォームすべてで『Minecraft』と『Dead by Daylight』がランクインしているのは予想通りですが、PCでは「Peak」「REPO」「Schedule 1」といったタイトルが独自の存在感を示しています。特に『Schedule 1』はPCで『Minecraft』を上回り、『REPO』とも僅差の収益を上げていますが、PlayStationとXboxでは『Minecraft』が2位の『Dead by Daylight』の3倍以上の収益を上げています。このことから、コンソール市場におけるこのセグメントは「はるかに小さく、『Minecraft』に支配されている」とNewzooは分析しています。また、薬物取引シミュレーションゲームである『Schedule 1』はコンソールでは利用できませんが、これも重要な点です。これらのゲームはSteamを介してPCで一貫して優れたパフォーマンスを発揮するため、PCでローンチされ、そのままPCにとどまることが多く、コンソールには登場しないケースが多々あります。

新興ジャンルの台頭と市場の進化

Newzooは、「30ドル未満の新作タイトルがPC市場を再形成し、プレイヤーの支出シェアを年々拡大している」と結論付けています。2025年には、30ドル未満の新作がPCの支出全体の9%というかなりの割合を占めていました。過去の年におけるこの価格帯のPC新作トップゲームを見ると、この分野がどのように進化しているかがさらに分かります。2024年には『Palworld』、『Path of Exile 2』、『Enshrouded』、『Sons of the Forest』、『TCG Card Shop Simulator』などがランクインしており、2023年には『Lethal Company』、『BattleBit Remastered』、『Dave the Diver』、『Party Animals』、『Dredge』などが人気を博しました。これらの多くは、小規模なチームによって開発された早期アクセスゲームであり、『TCG Card Shop Simulator』のようなゲームは、Steamを中心に多くのジャンルのブームを生み出すきっかけとなっています。