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『マジック:ザ・ギャザリング』の『Star Trek』コラボセットはSFテーマ『Edge of Eternities』のテストランではなかったとデザイナーが明かす!同時期に並行開発されていたその舞台裏に迫る

2026年05月07日 | #ゲーム #発売 | Polygon

『マジック:ザ・ギャザリング』の『Star Trek』コラボセットはSFテーマ『Edge of Eternities』のテストランではなかったとデザイナーが明かす!同時期に並行開発されていたその舞台裏に迫る

Wizards of the Coastが開発するトレーディングカードゲーム『マジック:ザ・ギャザリング』に、2026年に登場予定の『Star Trek』コラボセットについて、多くのプレイヤーが抱いていた疑問に対し、Principal DesignerのGavin Verhey氏が言及しました。昨年リリースされたSFテーマのセット『Edge of Eternities』が、『Star Trek』セットのテストランだったのではないかという憶測が広まっていましたが、Verhey氏によると、それは事実ではないとのことです。両セットはほぼ同時期に開発が進められており、『Edge of Eternities』は『Star Trek』セットとは独立したロードマップの一部であったと説明されています。

『Edge of Eternities』と『Star Trek』は並行開発

Verhey氏が明かしたのは、両セットがまさに同時並行で開発されていたという驚きの事実です。『マジック:ザ・ギャザリング』の「Universes Beyond」セットは、他IPとの密接な連携が必要なため、通常のセットよりもはるかに早く開発が開始されます。『ファイナルファンタジー』セットの開発が2021年から始まったように、多くのレビューと承認プロセスに時間がかかるため、同時進行は当然の流れだったようです。Verhey氏は、『Edge of Eternities』の開発チームと密接に連絡を取り合い、両セットが互いに競合しないように配慮したとしています。しかし、プレイヤーからのフィードバックが『Star Trek』セットに直接影響を与えることはないとのことです。

『Edge of Eternities』のテーマと未来への示唆

『Edge of Eternities』は、スペースオペラという特定のサブジャンルに焦点を当てていました。巨大な宇宙船、宇宙での戦闘、超光速移動といった要素が盛り込まれており、『スター・ウォーズ』や『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』がインスピレーション源とされています。しかし、特定のSF作品への言及は避け、より普遍的なアプローチが取られていました。また、このセットでは、スペースホラーや宇宙探査といったテーマは意図的に避けられており、これらが将来のセットで取り上げられる可能性も示唆されています。Verhey氏は、『Edge of Eternities』から得た教訓はあるものの、それが『Star Trek』セットを「先行体験」させるためのものではなかったと改めて強調しています。

宇宙船メカニズムの今後

『Edge of Eternities』に登場した「宇宙船」メカニズムについて、開発ドキュメントでは「将来の宇宙テーマのMagicセットでも」再登場する可能性が示唆されています。1人のパイロットが操縦する宇宙船はアーティファクト・クリーチャー、複数のクルーが必要な宇宙船は機体(Vehicle)、複数階層を持つ巨大な宇宙船はコズミック・アーティファクトとして扱われるとのこと。惑星は土地のサブタイプとして登場しましたが、小惑星、ブラックホール、月、さらには星といった種類も検討されていたと語られています。

『Star Trek』セットの展望

『Star Trek』セットの具体的な内容はまだほとんど明かされていませんが、Verhey氏によると、このセットの目標は『Star Trek』の多様なキャラクターを多数フィーチャーすることにあるとのことです。過去の「Universes Beyond」セットと同様に、多くの伝説のクリーチャーが登場することが予想されます。特に『Star Trek』は、様々な番組や映画、その他を通じて膨大な歴史を持つため、ジェームズ・T・カークやジャン=リュック・ピカードといった象徴的なキャラクターが統率者として登場する専用の統率者デッキに期待が高まります。生粋のトレッキーであるVerhey氏自身も、このセットの開発に大きな情熱を注いでいると語っており、カードのお披露目を心待ちにしている様子が伺えます。

項目 内容
リリース予定日 2026年11月13日