『マジック:ザ・ギャザリング』ヘッドデザイナーが28年温めた新作TCG『Mood Swings』がプロトタイプとしてリリース!シンプルながら奥深い「感情」がテーマのカードゲームに注目
Wizards of the Coastが、新作TCG『Mood Swings』のプロトタイプをリリースすると発表しました。本作は『マジック:ザ・ギャザリング』のヘッドデザイナーであるマーク・ローズウォーター氏が28年間温めてきたプロジェクトとのことで、非常にシンプルでありながら奥深いカードゲームとして注目されています。すでにマジックコンベガスでは先行プレイも実施され、その手軽さと戦略性が高く評価されています。
究極のシンプルさを追求したゲームシステム
『Mood Swings』は、TCGの概念を最も洗練されたシンプルな形に凝縮したゲームです。最大4人までプレイ可能で、1箱あればすぐに遊べるのが大きな特徴となっています。デッキ構築は不要で、どのカードもコストを気にせずプレイできるため、新規プレイヤーでもすぐにゲームを楽しめます。手札から1枚ずつカードを場に出し、場のカードの合計値が最も高いプレイヤーがターンを獲得。3ターンを制したプレイヤーが勝利という、非常に分かりやすいルールです。1ゲームあたりの所要時間も数分程度と短く、気軽に楽しめるように設計されています。
感情をテーマにした「ムード」カード
本作のカードは「ムード」と呼ばれ、それぞれが嫉妬、喜び、不安、無関心、信念といった異なる感情を表しています。このコンセプトは、ローズウォーター氏の母親が臨床心理学者であったことにインスパイアされているとのこと。ムードカードは5色に分類され、『マジック』のカラーパイのようなメカニズムを彷彿とさせます。カードの右上には6面ダイスが表示され、そのターンのスコア計算に使用されます。さらに、多くのムードには様々な効果が記載されており、手札の交換や追加のムード配置、特定の条件達成による追加値獲得など、ゲーム展開を左右する戦略的な要素も含まれています。
コレクション要素も充実
『Mood Swings』はシンプルでありながら、TCGとしてのコレクション要素も兼ね備えています。1箱にはランダムな45枚のムードカードが含まれており、『マジック:ザ・ギャザリング』と同様にコモン、アンコモン、レア、神話レアのレアリティが存在します。これにより、開封するたびに異なるプレイ体験が提供されるだけでなく、全カードを収集して自分だけのデッキを構築する楽しみも味わえます。デッキ構築にルール上の制限はほとんどなく、好きなカードを自由に組み合わせることが可能です。
ローズウォーター氏の情熱が詰まった作品
ローズウォーター氏は、このプロジェクトが実現したことについて「私のスーパーパワーは粘り強さ」と語っており、長年の努力が実を結んだことに深い感情を示しています。当初はプロトタイプとしてのリリースですが、将来的にはWizards of the Coastの主要タイトルの一つとなることを目指しているとのこと。現時点ではグラフ用紙の背景やスケッチアートが使用されており、プロトタイプらしい見た目となっていますが、カード裏面は将来的なリリースを見越してデザインされています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売日 | 2026年6月1日 |
| 価格 | 1箱 $29.99 |
| 販売方法 | Wizards of the Coast Secret Lairウェブサイト |