← 記事一覧へ戻る

Riot Gamesの格闘ゲーム『2XKO』がローンチ3週間で開発チームを半減、約80名を解雇する事態に。長年の開発経緯と今後の運営方針が語られる

2026年02月11日 | #ゲーム #アプデ | Polygon

Riot Gamesの格闘ゲーム『2XKO』がローンチ3週間で開発チームを半減、約80名を解雇する事態に。長年の開発経緯と今後の運営方針が語られる

Riot Gamesは、格闘ゲーム『2XKO』の開発チームを半数削減し、約80名のスタッフを解雇したことがGame Developerの報道で明らかになりました。エグゼクティブプロデューサーのTom Cannon氏が公式声明で述べたところによると、ゲームが十分なプレイヤーを獲得できなかったことが原因とされています。今回の人員削減は、1月20日のローンチからわずか3週間後の出来事であり、長年の開発期間を経てリリースされた作品だけに、業界に衝撃を与えています。

開発チーム大幅削減の背景

『2XKO』は、Riot Gamesの人気MOBA『リーグ・オブ・レジェンド』の世界観をベースにした格闘ゲームで、同作のキャラクターを共有しています。このプロジェクトは、Riot社内で10年にも及ぶ開発期間を経ており、複数回の再起動も経験した情熱的な作品でした。Cannon氏は、人員削減の決定が軽い気持ちで行われたものではないと強調。「PCからコンソールへと展開する中で、『2XKO』へのプレイヤーエンゲージメントに一貫した傾向が見られた」とし、「熱心なコア層には響いたものの、全体的な勢いが、この規模のチームを長期的にサポートするレベルに達しなかった」と説明しています。

今後の運営とRiot Gamesの挑戦

人員削減後も「小規模で集中したチーム」がゲームの主要な改善を続け、トーナメント主催者や2026年の競技シリーズをサポートしていくとのことです。Cannon氏は、開発に携わった人々が「何年もの創造性、ケア、そして信念をこのゲームに注ぎ込んだ」と述べ、彼らの努力と意味を強調しました。しかし、デザイナー兼プロデューサーのPatrick Miller氏が「『2XKO』に10年、Riotで12年働いて、30分前の通知で解雇された(笑)」とBlueSkyに投稿するなど、開発者にとっては厳しい現実が突きつけられています。Riot Gamesはこれまでも『リーグ・オブ・レジェンド』の成功を他のジャンルに広げようと試みてきましたが、『チームファイト タクティクス』や『VALORANT』のような成功例がある一方で、多くのプロジェクトが開発中止や難航を経験しています。格闘ゲームジャンルは、熱心なファン層が存在するものの、カプコン、バンダイナムコ、アークシステムワークス、NetherRealmといった少数の専門デベロッパーが長年支配しており、Riotのような巨大なリソースを持つ企業でも参入の難しさを浮き彫りにしています。

項目 内容
開発期間 約10年
開発チーム削減人数 約80名
プラットフォーム PC, コンソール