『Lego Batman: Legacy of the Dark Knight』PC版システム要件が公開!最低設定で30fps達成にフレーム生成が必須とされゲーマーに波紋
2026年5月7日、『Lego Batman: Legacy of the Dark Knight』のPC版システム要件が公開されましたが、その内容が波紋を呼んでいます。開発元であるTT Gamesは、Unreal Engine 5を採用しているため、一見すると妥当な要件に見えます。しかし、詳細を確認すると、最低設定でさえ30fpsを達成するためにフレーム生成機能の使用が推奨されており、この要件が多くのPCゲーマーを悩ませる可能性が出てきました。フレーム生成は、通常は既存の高いフレームレートをさらに向上させるために使われる技術であり、最低限の動作を保証するために利用されるのは異例と言えます。
フレーム生成の異例な推奨
TT Gamesが公開したシステム要件によると、最低スペックのPCではフレーム生成をオンにしないと、実質的に15fpsから20fps程度しか出ない可能性があると推測されています。フレーム生成は、レンダリングされたフレームとモーションベクトルデータに基づいてAIが補間フレームを生成することで、見かけ上のフレームレートを向上させる技術です。しかし、このプロセスは入力遅延を発生させます。NVIDIAやAMDといった技術提供元も、この機能はすでに良好なフレームレート(理想的には60fps以上、最低でも30fps)が出ている場合に推奨しており、15fpsのような低いフレームレートで適用すると、さらなる入力遅延と視覚的なアーティファクトが発生しやすくなります。つまり、ゲームプレイ体験が著しく損なわれる可能性が高いのです。
古いグラフィックカードへの対応と課題
さらに奇妙な点として、本作の最低要件にはNvidia GeForce GTX 960が含まれていますが、このGPUではNVIDIA独自のDLSSフレーム生成は動作しません。代わりに、TT GamesはFSR(AMD FidelityFX Super Resolution)やXeSS(Intel Xe Super Sampling)といった、GPUに特化した専用コアを持たないフレーム生成技術に依存しているとのこと。これらの技術もフレームレートを向上させますが、専用コアによる高速化がないため、精度や速度の面でDLSSに劣ります。これにより、元々低かったパフォーマンスがさらに悪化する可能性があります。また、システム要件に携帯機に関する言及がないことから、『Lego Batman: Legacy of the Dark Knight』がSteam Deckのようなポータブルデバイスで快適に動作する可能性は低いと考えられます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開発元 | TT Games |
| エンジン | Unreal Engine 5 |
| 推奨機能 | フレーム生成 |
| グラフィックカード(最低) | Nvidia GeForce GTX 960 |