『Crimson Desert』が驚異的な速度でアップデートされる理由が開発元から語られる! ロードマップ非公開の裏にはプレイヤーファーストの姿勢あり
Pearl Abyssが開発するオープンワールドアクションアドベンチャー『Crimson Desert』は、その驚異的なアップデート頻度でプレイヤーを魅了しています。巨大なシングルプレイヤーゲームでありながら、ほぼ毎週のように大幅な改善やシステムの改修が行われているとのこと。なぜこれほど迅速な対応が可能なのか、開発元のPearl Abyssがその秘密を明かしました。
開発速度の秘密とロードマップがない理由
Pearl AbyssのPRおよびマーケティングディレクターであるWill Powers氏は、これまでのMMORPG『黒い砂漠』での週次アップデート経験が、『Crimson Desert』のポストローンチサポートに活かされていると説明しています。『Crimson Desert』は元々『黒い砂漠』のMMO後継作として開発が始まりましたが、後にシングルプレイヤーゲームへと方向転換しました。この経緯から、MMOのようなサポート体制が受け継がれているとのことです。このようなアプローチは、特に大規模なシングルプレイヤーオープンワールドゲームにおいては業界でも珍しいとPowers氏は述べています。コンテンツロードマップを公開しないのも、リアルタイムでのフィードバックを重視しているから。プレイヤーの要望を予測して事前に決めるのではなく、常に状況に合わせて変化させているとしています。
プレイヤーのフィードバックを重視する開発体制
Pearl Abyssは、コミュニティからのアイデアを積極的に取り入れているとのことです。プレイヤーの意見や、ときにはバグの悪用に対しても数日で対応した事例が複数回あるとPowers氏は語っています。アイデアが自社から出たものでなくてもゲームに取り入れる柔軟な姿勢は、他の多くの企業がエゴによって阻害されている点だと指摘しています。同社は「AAA品質のゲームを持つインディーパブリッシャー」と自らを表現しており、これによりAAAデベロッパーが陥りがちな官僚主義に囚われず、迅速に動くことができるとしています。また、このような高速なアップデートが開発者の過重労働につながっているのではないかという懸念に対しては、韓国のスタジオでは通常の勤務時間で作業が行われており、大きな変更を迅速にリリースできる体制が整っているため問題ないとしています。
最新パッチ「エンドゲームの再構築」
直近のパッチでは、ゲームのエンドゲームが大幅に書き換えられました。IGNの報道によると、一部のプレイヤーからは、敵がリスポーンしないため広大なオープンワールドが平和になりすぎているという不満の声が上がっていたとのこと。これに対し、最新パッチではボスとの「リマッチ」機能や拠点での「再封鎖」機能が追加され、プレイヤーがさらに長時間楽しめるような大規模な変更が加えられました。ファンはすでに、ほぼ毎週のようにゲームを変えるパッチが来ることを期待しているとのことです。