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Take-Two CEOが『GTA VI』の発売延期は従業員の過重労働を避けるためと発言、過去の厳しい労働環境にも言及しつつ計画的な開発プロセスを強調

2026年05月07日 | #ゲーム #発売 | GamesRadar+

Take-Two CEOが『GTA VI』の発売延期は従業員の過重労働を避けるためと発言、過去の厳しい労働環境にも言及しつつ計画的な開発プロセスを強調

Rockstar Gamesの親会社であるTake-Two InteractiveのCEO、Strauss Zelnick氏が、『Grand Theft Auto VI(GTA VI)』の発売延期について、従業員の過重労働(クランチ)を避けるためであったとBusiness Insiderの取材で明かしています。同氏は、クランチを大学の試験前の付け焼き刃や締め切り前の徹夜に例え、「宿題をきちんとやれば徹夜はしない」と述べており、計画的な開発プロセスを重視しているとのことです。

クランチを避けるための開発哲学

Zelnick氏は、Take-Two Interactiveの企業方針として、クランチは含まれていないと強調しています。ゲーム開発業界ではクランチが常態化しているケースも少なくない中、同社が過度な労働を避け、適切な開発期間を設けることで品質を確保しようとしている姿勢がうかがえます。これは、従業員の健康と生産性を維持するための重要な取り組みと言えるでしょう。

過去の労働環境と現在の状況

しかしながら、過去にはRockstar Gamesの労働環境について厳しい報告がなされたこともあります。例えば、『Bully』や『Red Dead Redemption 2』の開発時には、従業員が過酷な状況で働いていたとされる話が複数出ています。また、現在進行中の『GTA VI』の開発に関しても、Glassdoorの匿名のレビューではQAアナリストがスタジオ内の厳しい状況を指摘しているとの情報もあります。さらに、一部の元従業員からは、組合結成の動きに対する報復として解雇されたとする労働紛争も発生しており、Rockstarの主要オフィス前ではデモが行われている状況です。Zelnick氏の「高い基準」という発言とは裏腹に、現場の実情には異なる側面がある可能性も示唆されています。