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『Old School RuneScape』熟練プレイヤーのSlayerスキル育成がバグ利用と判断され経験値ロールバック、コミュニティで激しい議論に

2026年05月08日 | #ゲーム #アプデ | GamesRadar+

『Old School RuneScape』熟練プレイヤーのSlayerスキル育成がバグ利用と判断され経験値ロールバック、コミュニティで激しい議論に

人気MMORPG『Old School RuneScape』にて、熟練プレイヤーのアカウントがロールバックされる騒動が発生しました。これは、特定のスキルを通常では考えられない方法で育成していたプレイヤーに対し、開発元のJagexがバグ利用と判断し経験値を削除したためです。この対応を巡り、コミュニティでは激しい議論が巻き起こっています。

高度なスキル育成がバグ認定に

今回の騒動の中心となったのは、数年間「レベル3スキルアカウント」で、戦闘レベルを上げずに高難度コンテンツを攻略する動画を投稿していた人気YouTuberのRendi氏です。同氏は「Slayer」スキルをレベル99まで育成したと発表しましたが、Slayerは本来モンスターと戦って経験値を得るスキルです。Rendi氏はSlayerパートナーシステムと複数のアカウントを使ったマルチログインを組み合わせることで、1時間あたり平均45,000XPという驚異的なSlayer経験値獲得レートを実現していたとのこと。

しかし、この育成方法がJagexの「ゲーム健全性の維持」に関する判断により、バグ利用と見なされました。Jagexはルーチンチェックで異常な量の経験値獲得が確認されたアカウントを調査し、バグを修正。その結果、Rendi氏のアカウントを含む12アカウントのSlayer経験値がロールバックされ、Rendi氏のSlayerレベルは78まで引き下げられました。

開発元が詳細な説明、一部経験値は復元へ

JagexのコミュニティディレクターMod Ayiza氏は、この件についてRedditで詳細を説明しています。問題となったのは「Partner Slayer」のシステムで、少量のSlayerタスク、特にボス討伐タスクにおいて、プレイヤーが全くモンスターと交戦しなくても経験値を得られるバグがあったとのこと。Partner Slayerの貢献度ルールにより、20%の貢献度が0.6に丸められ、パートナーがボスを倒しているのを「見ているだけ」で5,000XPを得られる状況が発生していました。

Jagexは、このバグを利用してレベル3のキャラクターが「デイリーSlayer XP獲得量」でトップ10に入る、1時間あたり平均55,000XP、時には90,000XPを超えるような異常な獲得ペースを記録していたことを確認。これが、今回の経験値ロールバックの主要な理由とされています。

この騒動を受け、Jagexはバグ利用に対するこれまでの対応が「一貫性を欠いていた」ことを認めました。そのため、影響を受けたアカウントに対しては、バグを利用しなかった場合に獲得できたであろう経験値が部分的に復元される方針です。Jagexは今後、バグ利用と見なされる行為や、ゲームの境界線を押し広げるような「エマージェントゲームプレイ」の区別について、より明確なガイドラインを提供するとしています。