← 記事一覧へ戻る

血を消費して弾薬を補給するユニークなホラーシューター『Crisol: Theater of Idols』は光るアイデアがあるものの全体的な体験は平凡か

2026年02月11日 | #ゲーム #発売 | GamesRadar+

血を消費して弾薬を補給するユニークなホラーシューター『Crisol: Theater of Idols』は光るアイデアがあるものの全体的な体験は平凡か

ブラムハウスゲームズから2026年2月10日に発売された『Crisol: Theater of Idols』は、独特な「血を弾薬とする」システムが目を引くホラーシューターです。プレイヤーは体力の一部を消費して武器をリロードする形になりますが、この革新的な要素がゲーム全体の魅力に繋がりきれていないのが現状のようです。太陽の教団の兵士ガブリエルとなり、敵対する海の教団が支配する「苦悶の島」トルメントーサに潜入するというストーリーは、ダークな伝承をベースにしているものの、物語、戦闘、キャラクター、パズルといった他の要素がそのポテンシャルを十分に引き出せていないと評価されています。

血を消費する独特な戦闘システム

本作の核となるのが、体力と引き換えに弾薬を補給するというユニークなシステムです。これにより、プレイヤーは安易なリロードを控え、慎重に射撃を行うことが求められます。また、敵の攻撃で体力が減るため、いかに敵との距離を保ち、被弾を避けるかが重要になります。失った体力は、人間や動物の死体を吸収したり、フィールドで見つかる注射器を使用したりすることで回復できますが、回復の機会は限られているため、計画的な行動が必要です。しかし、この画期的なメカニズムとは裏腹に、初期の戦闘はピストルの性能が低く、操作性もスムーズではないため、残念ながら快適とは言えません。途中で入手できるショットガンやスナイパーライフルは、リロードに必要な血の量が多すぎるため、ほとんど使われない傾向にあり、プレイヤーはピストルのアップグレードに頼りがちになる、とのことです。

ストーリーと雰囲気の課題

『Crisol: Theater of Idols』は、ゴシック調のレトロな環境と表情の固まった動く彫像など、『バイオハザード』と『バイオショック』を彷彿とさせるホラーテイストを目指しているようです。しかし、残念ながらその雰囲気は希薄で、宗教や信仰に関する深い考察もなく、世界観を十分に構築できていないという指摘もされています。会話も不自然で、主人公ガブリエルのセリフもぎこちない場面が目立つようです。ゲーム中にはパズル要素も散りばめられていますが、一部のパズルは広範囲に要素が分散しているため、解決策を試すのが面倒に感じられることもあるかもしれません。また、終盤には同じタイプのパズルが繰り返し登場し、単調さを感じさせる場面もあるとされています。

項目 内容
リリース日 2026年2月10日
プラットフォーム PC, PS5, Xbox Series X/S
開発元 Vermila Studios