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Supermassive Gamesの最新作『Directive 8020』レビュー:豪華なグラフィックとは裏腹に、物語とゲームプレイに課題が残るインタラクティブホラーアドベンチャー

2026年05月11日 | #ゲーム #レビュー #発売 | Game Informer

Supermassive Gamesの最新作『Directive 8020』レビュー:豪華なグラフィックとは裏腹に、物語とゲームプレイに課題が残るインタラクティブホラーアドベンチャー

Supermassive Gamesが手掛けるインタラクティブホラーアドベンチャーの最新作『Directive 8020』が、PlayStation 5、Xbox Series X/S、PC向けにリリースされました。本作は、地球の存続が危ぶまれる中、新たな居住可能な惑星を探索する宇宙飛行士たちの物語を描いています。しかし、『Until Dawn』で確立されたインタラクティブな物語体験は、残念ながら本作ではその輝きを失っているようです。

見事なグラフィックと宇宙船のデザイン

『Directive 8020』は、ビジュアル面では高い評価を得ています。キャラクターの顔のクローズアップでは驚くべきレベルのディテールが表現されており、全体的なアートディレクションも魅力的です。宇宙船「カシオペア」とコンピューターシステムのデザインは未来的で、非常にグロテスクに描かれたエイリアンの脅威も印象的です。SF的な未来像を垣間見せるビジュアルは、本作の最も強力な要素と言えるでしょう。

ストーリーとキャラクター設定の課題

本作の物語は、地球の最後の希望を託された優秀な宇宙飛行士たちが、なぜかあまりにも安易な判断を下すという、消化不良な展開が目立ちます。登場人物たちの愚かな決断は、プレイヤーの選択によって結果が変わるというインタラクティブホラーの醍醐味を損ない、フラストレーションを感じさせる要因となっています。また、SFホラーの古典作品へのオマージュは散見されるものの、それがオリジナル作品へのリスペクトというよりも、単なる模倣に終わってしまっている点も指摘されています。

プレイヤーの選択の軽視

『Directive 8020』では、特定の場面でストーリーを巻き戻し、別の選択肢を試すことが可能です。この機能は、プレイヤーの選択が物語に与える影響を希薄にしており、誤った判断やクイックタイムイベントの失敗が重要でなくなってしまっています。結果として、キャラクターやストーリーに対する感情移入が難しくなり、プレイヤーが物語に深く没入する妨げとなっています。

ゲームプレイの単調さ

ゲームプレイの大部分は、暗闇の中で敵の視線を避けながら進むステルス要素が中心です。キャラクターの操作自体は問題ないものの、敵の背中が向くまで待って忍び寄るという行動は、スリルや恐怖をほとんど感じさせません。ドアのロックを解除するミニゲームは楽しめるものの、カットシーンの合間に他のキャラクターとテキストメッセージで会話する機能も、忘れやすい登場人物たちに愛着を持たせるには至っていないようです。

項目 内容
プラットフォーム PlayStation 5、Xbox Series X/S、PC
開発元 Supermassive Games
販売元 Supermassive Games