『バイオショック』開発者ケン・レバイン氏、新作『Judas』で最先端技術を追求しない理由を語る。リアルさよりもスタイリッシュな表現と物語に注力
『バイオショック』の生みの親であるケン・レバイン氏が手掛ける新作FPS『Judas』について、レバイン氏がIGNのインタビューでゲーム開発における自身の哲学を語りました。特に、最新技術や超リアルなグラフィックを追求しない理由について、開発コストやタイトルの経年劣化を考慮しているとのことです。
スタイリッシュな表現の追求
レバイン氏は、自身のスタジオがこれまで、常に最新最高のレンダリング技術を追い求める企業ではなかったと説明しています。『SWAT 4』のような一部の例外を除き、超リアルな表現をゲームで目指すことはなかったとしています。その理由として、最新技術の追求は高コストであり、また、リアル志向のグラフィックは時間の経過とともに古く見えやすい一方で、『バイオショック』のようにスタイル重視の作品は、リアルさを追求しないからこそ今でも見た目が良いと評価しているとのことです。
グラフィック競争よりも物語を重視
レバイン氏は、Nintendo Switch 2や今後登場するSteam Machineといった新しいゲーム機の登場により、ビジュアルの進化競争は「少しばかり収益逓減の法則にぶつかっている」との見解を示しています。優れたアートディレクターと適切なアプローチがあれば、常に最先端の技術を必要とするわけではない、と彼は述べています。『Judas』で取り組んでいる物語に関する要素は、CPU負荷が高いわけではなく、開発側の作業量が非常に多いとのことです。『バルダーズ・ゲート』も同様に、膨大な量の分岐するストーリー構造を管理し、練り上げる作業が中心であり、これは技術的なハードウェアの課題ではなく、エンジニアリングと思考の課題だと語っています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ジャンル | ファーストパーソンシューター (FPS) |
| プラットフォーム | PlayStation 5、PC、Xbox Series X/S |
| 発売日 | 未定 |