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『BioShock』生みの親ケン・レバイン氏の新作『Judas』、開発期間10年の舞台裏を語る。「プレイヤーの行動に深く反応する物語システム」構築に試行錯誤

2026年05月12日 | #ゲーム #発売 | IGN

『BioShock』生みの親ケン・レバイン氏の新作『Judas』、開発期間10年の舞台裏を語る。「プレイヤーの行動に深く反応する物語システム」構築に試行錯誤

『BioShock』シリーズの生みの親として知られるケン・レバイン氏が手掛ける新作『Judas』の開発期間が10年にも及んだ理由について、海外メディアIGNのインタビューで語られました。今回の開発の遅延は、グラフィック技術の進化が原因ではなく、プレイヤーの行動に反応して変化する物語システムを構築することに注力した結果とのことです。レバイン氏は「たくさんのカエルにキスをした」と表現しており、試行錯誤を重ねた様子がうかがえます。

プレイヤーの選択が物語を紡ぐ「物語のレゴシステム」

レバイン氏によると、開発に時間がかかった主な理由は、いわゆる「物語のレゴシステム」と呼ばれる、モジュール式の要素を動的に組み合わせてプレイヤーの行動に深く反応する物語を作り出すシステムの構築にあります。これまでの『BioShock』シリーズが戦闘以外では比較的リニアな体験だったのに対し、『Judas』では真逆の体験を目指したそうです。まずUnreal Engineをベースに生となる技術を開発し、その上でどのように物語を書き、どのように出会いを構築していくかという課題に取り組んだとのこと。まさに「カエルにキスをする」ように、多くの試作と失敗を繰り返しながら、この新しい物語システムを完成させていったと語られています。

進化するゲーム開発の課題と未来

レバイン氏は、『Judas』の開発経験から、現代のゲーム開発が以前よりも長期間にわたる理由についても言及しています。ゲームの規模が大きくなるにつれて、開発チームの人数が増加し、それに伴ってコミュニケーションの問題も増えるとのことです。また、チームメンバーの変更や、新しいスタッフが既存のコードベースを引き継ぐ際の困難さも、開発期間の長期化に影響していると指摘しています。しかし、『Judas』で培ったこの新しい物語システムのノウハウは、次作では「機能の基礎はすべて構築済みで、さらに重要なのは、その使い方を理解している」ため、開発期間が短縮されることに期待を寄せています。

項目 内容
プラットフォーム PS5、PC、Xbox Series X