GoogleのAIツール「Project Genie 3」登場でゲーム株急落、AIによるゲーム開発の可能性と現状
2026年02月02日 | #ゲーム #イベント | Eurogamer
Googleが展開したAIツール「Project Genie 3」の登場により、ゲーム業界に衝撃が走っています。このツールは、テキスト指示から60秒で生成される仮想世界を体験できるもの。その登場を受け、Take-TwoやCD Projekt、Unity、Robloxといった有名ゲーム企業の株価が8~20%下落するという、異例の事態が発生しました。投資家たちが、AIがゲーム開発プロセスを代替する可能性を懸念したためと考えられています。
AIでゲーム開発は可能?投資家の動揺
「Project Genie 3」は、テキスト入力からフォトリアルな環境を生成し、リアルタイムで探索・操作できる「汎用ワールドモデル」とされています。現実世界やファンタジーの世界を、3Dまたはアニメーションスタイルで表現可能で、外部からの操作にも対応するとのこと。その驚くべきビジュアルは、多くの賞賛を集めています。しかし、生成されるインタラクティブ要素には制限があり、体験時間はわずか1分という制約も。現状では、UnityやUnreal Engineのようなゲームエンジンにすぐに取って代わるものではないと専門家は指摘しています。
AIとゲーム開発の未来
AIのゲーム開発への活用については、業界内で活発な議論が続いています。2024年のUnityの調査では、ツールの62%がAIを何らかの形で利用しており、特にアニメーション分野での活用が目立っていました。GDCの調査でも、約3分の1の業界関係者がAIツールを使用していると報告されています。近年では、東京ゲームショウの調査で、日本のゲーム企業の半数以上が開発にAIを導入していることが明らかになるなど、AIの導入はさらに進んでいるようです。