Housemarque最新作『Saros』の販売が前作『Returnal』を下回る見込み、PS5市場の変化と競合タイトルの影響で苦戦か
2026年05月14日 | #ゲーム #発売 | GamesRadar+
Housemarqueが手掛ける新作SFローグライクシューター『Saros』の販売が、前作『Returnal』に比べて苦戦しているようです。市場分析会社Alinea AnalyticsのRhys Elliott氏によると、発売から2週間で推定30万本以上を販売し、そのうち約3分の1が予約注文だったとのこと。売上は2,100万ドルを超えたとされています。しかし、この数字は『Returnal』の販売実績を下回っており、多くのプレイヤーが他の人気タイトルに時間や予算を割いている現状が背景にあるようです。
販売不振の背景にあるPS5市場の変化
『Saros』の販売が伸び悩んでいるのは、PlayStation 5市場が変化していることが大きな要因として挙げられます。Rhys Elliott氏は、2021年4月に『Returnal』が発売された当時、PS5は発売から半年足らずで、初期のPS5ユーザーはプレイするゲームを求めていたと指摘しています。当時はPlayStationの主要なファーストパーティタイトルが少なく、『Returnal』はDualSenseコントローラーのハプティックフィードバックや空間オーディオを巧みに活用しており、多くのPS5プレイヤーが「ほぼ必然的に」購入していたとのことです。しかし、PS5の登場から約5年が経過し、現在は『Crimson Desert』、『Resident Evil Requiem』、『Hades 2』、『Pragmata』といった大作が数多くリリースされており、プレイヤーの選択肢が格段に増えています。
『Saros』のニッチな魅力と高額な開発費
『Saros』は、『Ghost of Yotei』や『God of War』といった確立されたIPやオープンワールドのアクションアドベンチャーとは異なり、よりニッチなジャンルのゲームです。スタイリッシュでありながらも頻繁に骨の折れるゲームプレイは、すべてのプレイヤーに受け入れられるわけではありません。主演にRahul Kohli氏を起用しているものの、それが必ずしも販売促進に繋がっているわけではないようです。Elliott氏は、推定7,000万ドルを超える開発予算に対して、『Saros』が収益を上げるのは困難だろうと述べています。しかし、PlayStation 5版『Marathon』の販売本数はすでに上回っているとのことで、小さな勝利を見つけている状況です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売後2週間の販売本数(推定) | 30万本以上 |
| 予約注文の割合(推定) | 約3分の1 |
| 売上(推定) | 2,100万ドル以上 |