任天堂、次世代機『Nintendo Switch 2』の価格改定理由を説明!部品価格高騰が中長期的に継続するため事業収益構造維持が急務に
2026年05月15日 | #ゲーム #発売 | Eurogamer
任天堂は、次世代機『Nintendo Switch 2』の価格改定について、その詳細な理由を説明しました。半導体メモリやその他の部品価格の高騰が、短期的な現象ではなく、今後も中長期的に継続するとの見通しを示しています。このため、健全な事業収益構造を維持するためには、今回の価格改定が避けられないという難しい判断に至ったとのことです。
部品価格の高騰が価格改定の要因に
任天堂の古川俊太郎社長は、決算説明会で、部品コストの上昇が一時的なものであれば、生産性向上や本体価格維持による普及拡大といった他の選択肢も検討できたと説明しています。しかし、現状のメモリやその他の部品価格の高騰、そして為替市場や原油価格の動向を含む市場環境の変化は、中長期的に継続する要因であると分析しています。この状況で従来の価格を維持した場合、ハードウェアの収益性が著しく悪化し、事業運営に大きな影響を及ぼす可能性があったとのことです。
『Nintendo Switch 2』の価格改定と今後の展望
『Nintendo Switch 2』の価格は、9月1日より欧州では400ユーロから450ユーロへ、米国では400ドルから450ドルへ引き上げられます。英国での価格は小売店に委ねられるため、具体的な価格は未定となっています。古川社長は、価格改定が購入の障壁をある程度高めることは認識しているものの、同社のゲームプラットフォーム事業において最も重要なのは「価格以上の魅力的な楽しさ」を提供することだと強調しています。今後も多種多様なタイトルを投入し、新たな体験を届けることで、普及台数の拡大を目指すとしています。
他社ハードも価格改定を実施
今回の『Nintendo Switch 2』の価格改定は、PlayStation 5やXbox Series S/Xといった他社製ゲーム機がすでに複数回にわたり値上げを実施している流れの中で行われます。据え置き型ゲーム機が発売後に値上げされるのは異例であり、ゲームにおけるコンソールの役割が変化していると専門家は指摘しています。
発売1年で2000万台に迫る販売実績
『Nintendo Switch 2』は2025年6月に発売され、2026年3月末までに2000万台に迫る販売台数を記録しました。任天堂は2年目の販売台数予想を1650万台に下方修正しています。今後のリリース予定として、航空戦闘ゲーム『スターフォックス64』のリメイク版が6月に発売されるほか、シングルプレイ専用の『スプラトゥーン』スピンオフ作品『スプラトゥーンレイダーズ』が今夏に登場します。さらに、フロム・ソフトウェアの『The Duskbloods』や、新たな『ポケモン』本編作品『Wind and Waves』も控えているとのことです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 価格改定実施日 | 2026年9月1日 |
| 欧州新価格 | 450ユーロ |
| 米国新価格 | 450ドル |