『Party Animals』がAI動画コンテストで炎上しSteamレビュー爆撃を受ける、開発元は謝罪し対応策を協議中
2026年05月15日 | #ゲーム #アプデ | GamesRadar+
パーティーゲーム『Party Animals』を開発するRecreate Gamesは、総額7万5,000ドル(約1,100万円)の賞金を提供するAI生成動画コンテストを発表しました。しかし、このコンテストはプレイヤーからの強い反発を招き、Steamでのレビュー爆撃に発展。開発元は「AIがよりアクセスしやすいツールになることを望んでいました」と謝罪する事態となっています。
AI動画コンテストが炎上
このコンテストは、AI生成ツールをコアな創作ツールとすることを参加条件とし、プレイヤーの「ワイルドなアイデア」に基づいた短編映画、ストーリー、キャラクターのトリビュート動画を募集していました。開発元は「かつては頭の中にしかなかったアイデアが、AIを使えばついに現実になるチャンスがあります」とソーシャルメディアで発表しており、大賞には1万ドル(約150万円)の賞金が用意されていました。しかし、このAIに限定した募集方法がコミュニティの反感を買い、Steamでは最近のレビュー1,200件のうち73%が「非常に不評」と評価される事態に陥っています。多くのプレイヤーは「AIに頼るならこの会社を応援しない」「実際のアートクリエイターに報償を払うべきだ」と批判しています。
開発元が謝罪と対応を表明
開発元は、プレイヤーの反発を受けて「このイベントでプレイヤーの皆様を不快にさせてしまい、まずはお詫び申し上げます。また、イベント開始前に皆様と十分に明確なコミュニケーションが取れなかったこともお詫びいたします」と謝罪しました。Recreate Gamesは、「本来の目標は、編集、モデリング、アニメーションのスキルがないために参加できない人々の創作への障壁を下げることでした。より多くの人が参加できる、よりアクセスしやすいツールとしてAIを期待していました」と説明し、手作りの作品を軽視したり、クリエイターを侮辱する意図はなかったとしています。現在、開発元はプレイヤーに対し、コンテストを完全に中止するか、AIを使用しないコンテストに変更するか、またはAIコンテストを予定通り実施しつつ、人間が作成した動画のカテゴリを別途設けるかの3つの選択肢を提示し、Twitterや公式フォーラムで投票を呼びかけています。しかし、この対応でも議論は収まっておらず、AIの環境的・倫理的影響に対する懸念や、単なるプロンプト入力に創造性があるのかといった問題が提起され続けています。