【メタスコア】『デモンエクスマキナ タイタニックサイオン』評価レビュー

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2025年9月5日に発売の『デモンエクスマキナ タイタニックサイオン(Daemon X Machina: Titanic Scion)』のメディアレビューが公開されMetacriticのメタスコアが集計されました。このページではMetacriticへ寄稿された『デモンエクスマキナ タイタニックサイオン』に対する海外ゲームメディアのレビューを翻訳してまとめています。

スコアは60点台後半と厳しめの評価で、高速メカアクションの爽快さとカスタマイズの奥深さには確かな魅力がある一方、パフォーマンスの問題やオープンワールドの空虚さが大きく足を引っ張っている印象です。良い部分も厳しい部分もしっかり紹介していきますので、購入の参考になれば幸いです。

爽快メカアクションは本物、でもそれ以外が追いついていない

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Daemon X Machina: Titanic Scionmetacritic.com

この『デモンエクスマキナ タイタニックサイオン』は、前作の巨大ロボットから人間サイズのエグゾスーツへと大胆にスケールダウンした続編です。Femtoエネルギーを使って空を飛び回り、アサルトライフルとレーザーソードを切り替えながら戦う感覚は「ロケット推進のサムライ」と表現されるほど気持ちいい。機体のカスタマイズも底なし沼のように深く、ここだけ見れば間違いなく魅力的なゲームだと思います。

ただ、問題はその「コア」以外の部分がかなり厳しいということですね。Switch 2版ではフレームレートの低下や入力遅延が目立ち、せっかくのハイスピードバトルが台無しになる場面が少なくありません。さらに新たに導入されたオープンワールドは見た目こそ広大ですが中身が伴っておらず、ストーリーも浅い。光る部分はあるけれど、全体として「惜しい」という印象が拭えない一本です。

Switch 2の性能が足を引っ張っている

本作最大の問題として挙げられているのが、Switch 2版のパフォーマンスの不安定さです。敵が密集する場面や巨大ボス戦でエフェクトが重なると、フレームレートが大きく低下します。ハイスピードな戦闘が売りのゲームでこれは致命的で、入力遅延まで発生するとなると操作感にも直結してきます。ファストトラベルでも最大30秒ほど待たされるロード時間があるようで、テンポの良さが損なわれているのは残念ですね。

広いだけで中身がないオープンワールド

前作のミッション制からオープンワールドへの移行は野心的な試みだったのですが、実際のフィールドは「虚無」と表現されるほど空虚だと指摘されています。美しいバイオームは存在するものの、点在する敵の集落や地下施設に脈絡がなく、繰り返される護衛や討伐のサイドクエストは典型的な「おつかい」。洞窟やAxiomの地下施設も使い回しのアセットで構成されていて、探索を続けるモチベーションが保ちにくいようです。

ドロップの「一択」仕様がストレスの元

敵を倒すと複数のアイテムがドロップするのですが、持ち帰れるのは1つだけという仕様が大きな不満を集めています。ボスを倒して新しい武器の設計図とその製作に必要なレア素材が同時に出ても、どちらかを諦めなければいけません。結果として、目当ての装備を作るために同じボスを何度も何度も狩り続ける作業的な周回プレイを強いられることになっています。

カメラワークの崩壊と演出の粗さ

巨大なイモータルとの近接戦闘ではカメラワークが完全に崩壊するという声も多いです。敵の巨大な3Dモデルの中に自キャラがめり込んでしまい、距離感が「悪夢」のようにつかめなくなる。理不尽な範囲攻撃を乱発してくるボスもいて、挑戦的というよりフラストレーションが溜まる作りになっているようですね。

演出面でも、英語音声のリップシンクのズレや、「普通の質問に突然腹の底から絶叫する」ような不自然なキャラクターの挙動が目立ちます。戦闘中にAIの仲間が同じセリフを連呼してくるのも耳障りだとか。携帯モードではメニューのフォントが極端に小さく、細かなステータスの読み取りが困難というUIの問題も報告されています。

ただ、戦闘とカスタマイズには確かな魅力がある

「ロケット推進のサムライ」な戦闘の気持ちよさ

厳しい意見が多い本作ですが、戦闘のコア部分は本当に楽しいという評価はほぼ共通しています。エグゾスーツで空中を自在に飛び回りながら、両腕の武器、肩のミサイル、補助装備のグレネードをシームレスに切り替える。近接武器で敵を怯ませてからの強力な一撃を叩き込む瞬間は、「即興のダンシング・ウィズ・ザ・スターズ」と表現されるほどの爽快感があります。新たに導入されたトグル式の軌道ロック(orbit-lock)も、高速戦闘でのアクション管理を大きく向上させているようです。

カスタマイズの沼が底知れない

機体は軽量・中量・重量のクラスに分かれていて、それぞれ操作感がまったく異なります。軽量機は回避とレーザー防御に優れ、重量機は「冷蔵庫のように不器用だけど圧倒的な耐久力」。武器や防具パーツの組み合わせは無数にあり、外見を自由に変えられるトランスモグ機能やデカール、塗装機能も充実しています。「一人軍産複合体になったような気分」と評されるほどの没入感だそうです。

融合システムも独特で、倒したイモータルの因子を自分の体に取り込むことで、目からビームを撃ったり武器をブーメランのように投げたりする特殊能力が解放されます。代わりにキャラクターの見た目がどんどん人外じみていくという、力と人間性のトレードオフが面白いアクセントになっていますね。

ヘヴィメタルBGMとCo-opの熱狂

激しいギターリフとテクノが融合したヘヴィメタルサウンドトラックも高く評価されています。『ゼノブレイドクロス』を思わせるやりすぎなBGMが、ハイスピードなメカアクションのテンションを最高潮に引き上げてくれる。また、最大4人でのシームレスな協力プレイがキャンペーン全体で可能で、クロスプレイにも対応しています。巨大ボスに仲間と共闘する体験はソロ以上の熱狂を生むとのことです。

賛否が割れているポイント

巨大メカからエグゾスーツへの転換

本作最大の変更点である、前作の巨大ロボットから等身大のエグゾスーツへのスケールダウンについては評価が真っ二つに分かれています。

肯定派は、小型化によってよりスピーディでパーソナルな戦闘が実現されたと歓迎しています。『Anthem』のように空を飛び回る感覚がオープンワールドの探索にマッチしていて、最終的にはこの変更を前向きに受け入れたレビュアーが多いようです。

一方で否定派は、「ハニー、メカを縮めちゃった」と嘆きの声を上げています。前作の巨大ロボットならではの重厚感やスケール感が失われてしまい、『Armored Core』的な「魂」がなくなったと感じているファンも少なくないようですね。

融合による異形化の代償

強力なスキルを得る代わりに見た目がミュータントのように変わっていく融合システムについても意見が分かれています。「力と人間性のトレードオフ」としてユニークだと評価する声がある一方、苦労して作ったキャラクターがツノの生えた怪物になってしまうことへの不満も。特にどれだけ異形化してもNPCが一切反応しないという世界観との乖離が問題視されていて、不満の声がやや上回っている印象です。

アニメ調のストーリー

前作より世界観やキャラクターの背景描写が充実したという肯定意見もありますが、テンプレ通りのキャラクターと長い説明がテンポを阻害しているという否定的な声の方が多数派です。「メカ戦闘ゲームに無駄な長話はいらない」「スキップしたくなる」と切り捨てる意見もあり、ストーリーがゲームを牽引するほどの力を持っていないという評価が大勢を占めています。

メディアレビュー紹介

高評価

Forbes — 90
超高速の「Femto」ブーストを駆使したオープンワールドの探索と戦闘が最高に熱い!巨大メカから小型アーマーへ移行したが、敵からのルート回収と奥深いカスタマイズの魅力は健在だ。アンドロイドのTobyとの交流や、闘技場での白熱バトルなど、粗削りながら確かな野心とメカデザインへの愛が爆発する傑作である。
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Loot Level Chill — 85
愛機「アーセナル」で未知の惑星を飛翔する感覚はまさに至福だ!多彩な武器を切り替え、敵「イモータル」を蹂躙する爽快感はたまらない。敵からパーツを奪い、最強機体を組み上げるカスタマイズの沼は底知れない。Switch 2の動作も滑らかで、広大なSF世界と白熱の高速メカバトルを骨の髄まで堪能できる最高傑作である。
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Game8 — 84
前作から飛躍的進化を遂げた近年最高のメカアクションだ!機体の重量で戦術が変化し、レーザーソードの二刀流で敵陣に斬り込むスリルは格別である。衝撃的な脱出の幕開けや、ボスのイモータル因子を自身に融合させる「融合」など、狂気的なまでに奥深い機体構築の喜びに、睡眠時間を削って没頭してしまう熱狂的傑作である。
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低評価

Nintendo Insider — 60
野心的だが技術的欠陥が致命的だ。Switch 2版は処理落ちに加え、ファストトラベルで最大30秒も待たされるロード時間が没入感を無残に削ぐ。「融合」でアバターを異形化させると服すら着られない異形になる点も不満だ。平凡な世界と浅い物語が、せっかくのカスタマイズの面白さを殺してしまっている。
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Nintendo Life — 60
戦闘の楽しさはあるが、操作性や演出の粗さが致命的だ。Switch 2版は30fpsによる入力遅延が深刻で、機体の動きが泥のように重く、プレイヤーの腕と無関係に敗北する理不尽さがつきまとう。酷い品質の英語吹き替えや低解像度のテクスチャなど洗練不足が目立ち、早急なパッチ修正が不可欠な未完成品である。
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Gamereactor UK — 60
巨大ボスを倒しても、設計図かレア素材の「どちらか一つ」しかルート回収できない仕様は正気の沙汰ではない。さらに近接戦ではカメラが巨大な敵のモデルにめり込み、状況が全く把握できなくなる欠陥も酷い。無意味な選択肢と押し付けがましい哲学を語る退屈なストーリーが、せっかくの爽快な戦闘を台無しにしている。
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まとめると

  • エグゾスーツでの高速空中戦闘は爽快で、操作感の良さはレビュアー間で共通して高評価
  • 機体のカスタマイズは軽量~重量クラスの選択からパーツの組み合わせまで底なしに深い
  • 敵のイモータル因子を体に融合させて超能力を得る「融合」システムが独自の魅力
  • ヘヴィメタルBGMと最大4人のクロスプレイCo-opがテンションを引き上げる
  • Switch 2版はフレームレート低下・入力遅延・長いロード時間が深刻で戦闘の足を引っ張っている
  • オープンワールドは広大だが空虚で、サイドクエストもお使いの繰り返し
  • ドロップアイテムを1つしか持ち帰れない仕様が無意味な周回を強いる
  • 巨大ボスとの近接戦でカメラワークが崩壊し、理不尽な被弾が発生する
  • ストーリーは浅く、長い会話シーンがテンポを阻害している
  • 巨大メカからエグゾスーツへのスケール変更は賛否が分かれている

製品情報

項目内容
タイトルデモンエクスマキナ タイタニックサイオン
ジャンルアクション
発売日2025年9月5日
開発元Marvelous Inc.
対応機種Steam / PlayStation 5 / Xbox Series X
プレイ人数1人(オンライン協力:最大4人、クロスプレイ対応)

メタスコアについて

Metacriticで集計されているゲーム評価のスコアです。大手メディアに投稿されたレビューのスコアを平均された数値になります。メタスコアは大きく変わる機会は少ないですが、集計サイトが増えるにつれて頻繁に変動します。

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神ゲー良ゲー凡ゲー低評価爆弾持ち