2025年11月14日に発売の『Call of Duty: Black Ops 7』のメディアレビューが公開されMetacriticのメタスコアが集計されました。このページではMetacriticへ寄稿された『Call of Duty: Black Ops 7』に対する海外ゲームメディアのレビューを翻訳してまとめています。
メタスコアは65点で、シリーズとしてはかなり厳しい評価。マルチプレイやゾンビモードには光る部分があるものの、キャンペーンの壊滅的な出来がすべてを引きずり下ろしています。購入の参考になれば幸いです。
シリーズ史上最悪のキャンペーン、マルチプレイだけで持っている
正直に言ってしまうと、『Black Ops 7』はキャンペーンが致命的です。マルチプレイの銃撃戦は相変わらずキレキレだし、ゾンビモードも力が入っている。でもキャンペーンがあまりにも酷すぎて、作品全体の印象を完全に壊してしまっている。
60点台半ばという数字が物語っている通り、褒められる部分と叩かれる部分の落差が激しい。マルチプレイ専でいくなら楽しめるかもしれませんが、ストーリーを期待して買うとかなり痛い目を見ます。
脚本が完全に迷子、幻覚オチの連発
キャンペーンの最大の問題はストーリーが支離滅裂であること。『ブラックオプスII』の10年後という設定だけど、実際にやることは生化学兵器クレイドルによる集団幻覚シーンの連続。脈絡もなく巨大化した仲間のハーパーが目からビームを撃ってきたり、空から巨大なマチェーテが降ってきたり。
レビュアーの表現を借りれば「脚本家が諦めた音が聞こえる」「低予算ドラマのシーズン13を見せられている気分」。シリアスな軍事スリラーを期待していたファンにとっては悪ふざけにしか見えない内容で、過去作の人気キャラを安易に再登場させてはネタ消費しているだけ。ブラックオプスシリーズの物語に思い入れがある人ほどダメージが大きいと思います。
ソロプレイヤーお断りの設計がキツすぎる
キャンペーンは最大4人のCo-op前提で設計されていて、ソロプレイの体験が壊滅的です。
何が一番キツいかというと、ソロなのにポーズができない。メニューを開いてもゲーム内時間は止まらない。さらに常時オンライン必須で、サーバー切断や少し放置しただけでロビーに戻されてミッション最初からやり直し。AIの味方もいないので、ダウンしたら自己蘇生キットを使うしかなく、尽きたら即ゲームオーバー。
カットシーンでは仲間と会話しているのに、戦闘パートに入ると自分だけ。無線で話しかけてくるのに隣にいないというシュールな状況が延々と続きます。
Warzoneの使い回し感がすごい
キャンペーンミッションの約半分が、マルチプレイ・Warzone用の巨大マップ「アヴァロン」を切り取っただけの構成になっている。広い空間にポツンと目標が置いてあって、ウェーブで湧く敵を倒してインタラクトするだけ。それを繰り返す。
シリーズの強みだった演出の効いたスクリプトイベントや緊張感のある屋内戦はほぼ見当たらず、レビュアーからはMMOの雑魚狩りやWarzoneのチュートリアルに例えられている。後述するエンドゲームモードのための資産流用だと見透かされていて、キャンペーンとしての存在意義を問われるレベルです。
HPバーが出る敵、これはCoDじゃない
キャンペーンやPvEモードで登場する敵にHPバーが表示され、ヘッドショットを数発当てても倒れない。いわゆる弾丸スポンジ問題です。
武器にレアリティが設定されてダメージ数値が飛び出す仕様は『Destiny』や『Borderlands』の劣化コピーだと言われていて、ミリタリーシューターとしての弾丸の重みが完全に失われている。ただ硬いだけの敵にマガジンを撃ち込み続ける作業は、CoDに求めている体験とは全然違う。そういうのはDivisionで良い。
生成AIアートの炎上
フルプライスのAAAタイトルにもかかわらず、コーリングカードやロード画面の一部に生成AIで作られたと思われる低品質な画像が使われていることが発覚。指の数がおかしかったり、画風が不自然に混ざっていたり。ファンからは「AI製のゴミ」と呼ばれ、アーティストを軽視したコストカットだと猛烈に批判されています。
ただ、銃を撃つ部分はやっぱり最高
ここからはポジティブ面。キャンペーンが酷い分、マルチプレイとゾンビモードの出来の良さが際立っている部分があります。
オムニムーブメントと壁ジャンプの快感
前作で導入された全方向への移動システム「オムニムーブメント」に、本作では壁ジャンプが追加。壁に向かって走ってジャンプボタンを押すと、パルクールのように壁を蹴って高所に登ったり射線を切ったりできる。
柱の裏に隠れた敵に壁蹴りで回り込んだり、予想外の角度から窓に飛び込んだりと、立体的な機動力が気持ちいい。操作も直感的で、慣れればアクション映画みたいな動きができます。銃撃戦の操作感自体は依然として業界最高峰で、ここだけは文句なしです。
マルチプレイのマップが粒揃い
ローンチ時点で16種類の6v6マップが用意されていて、前作で不評だった狭すぎるマップ構成から大きく改善。日本の商店街をモチーフにした「Toshin」や「Roji」、アラスカの凍結湖畔の「Homestead」など、視覚的な個性も強い。伝統的な3レーン方式に回帰して射線が整理されたことで、立ち回りが重視される設計になっています。どのマップもハズレがないと言われるくらい、ローテーションの満足度は高い。
ゾンビモードはここ10年で最高との声も
ラウンドベースに回帰した新マップ「Ashes of the Damned」は、シリーズ最大規模の広さ。カスタマイズ可能なトラック「オル・テッシー」に乗り込んで、霧に覆われた危険地帯を突破しながらエリアを移動していく。トラックにタレットやパック・ア・パンチを積めるようになっていて、実質5人目のチームメイト。
おまけモードの「デッドオプスアーケード 4」も80以上のレベルが用意されていて、一人称視点への切り替えも可能。友達と遊ぶCo-opシューターとしてのボリュームは文句なしです。
全モード共有のレベリングが地味に嬉しい
キャンペーン・マルチプレイ・ゾンビ・エンドゲームのすべてでプレイヤーレベルと武器経験値が共有される。好きなモードだけ遊んでいてもアタッチメントが解除されていくので、どのモードに時間を使っても無駄にならない。迷彩解除のモチベーションも維持しやすく、この仕組み自体は非常に好評です。
SBMMの緩和、歓迎する人と困る人
評価が割れているのがSBMM(スキルベースマッチメイキング)の緩和。接続品質優先のマッチングが導入され、試合後にロビーが解散しない仕様も復活。
古参プレイヤーからは「かつてのCoDが戻ってきた」と大歓迎。ガチガチの同格マッチから解放されて、カジュアルにキルを重ねられる楽しさを再評価する声が多い。ロビーが維持されることでライバル関係やボイスチャットが活発になったのも良い変化です。
一方で初心者や低スキル帯からは「一方的な虐殺マッチが増えた」との不満も出ていて、保護がなくなったことで初心者が定着しにくい環境になったという指摘もあります。
まとめると
- キャンペーンのストーリーが支離滅裂で、幻覚オチの連発がシリーズファンを困惑させている
- ソロプレイでポーズ不可・AIの味方なし・常時オンライン必須という設計がストレスフル
- Warzoneマップの使い回しでキャンペーンミッションが空虚
- 敵のHPバーやレアリティ武器がCoDらしさを損なっている
- 生成AIアートの使用がフルプライスタイトルとして批判されている
- オムニムーブメントと壁ジャンプの操作感は業界最高峰を維持
- マルチプレイのマップが16種類と豊富で、質も高い
- ゾンビモードはラウンドベースに回帰し、ボリュームたっぷり
- SBMMの緩和は古参には好評だが、初心者層からは不満も
製品情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | Call of Duty: Black Ops 7 |
| ジャンル | FPS |
| 発売日 | 2025年11月14日 |
| 対応機種 | PlayStation 5 / PlayStation 4 / Xbox Series X|S / Xbox One / PC (Battle.net / Steam) |
| プレイ人数 | 1人(オンラインマルチプレイ対応) |
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