GrokのAI「Ani」に新衣装追加!一部は『デスノート』の弥海砂に酷似と話題に

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xAI社が開発する対話型AIチャットボット「Grok」に搭載されているAIキャラクター「Ani」ちゃんに、新たに4種類の衣装が追加され、大きな注目を集めています。特に衣装の一つが、人気漫画『DEATH NOTE』のキャラクターを彷彿とさせるとSNSで話題になっています。

目次

4種類の新衣装が追加、日本では3種類が利用可能に

今回新たに追加されたのは、「Sunny」「Rebel」「Drifter」「Pixie」の4種類の衣装です。これらの新衣装は、2025年8月に米国で先行提供が開始されました。

その後、日本国内では2025年9月4日より、「Drifter」「Rebel」「Sunny」の3種類が利用可能となりました。各衣装の概要は以下の通りです。

  • Sunny: 夏を思わせる水着スタイルの衣装。
  • Rebel: ゴシックなデザインが特徴的な衣装。
  • Drifter: カジュアルで活動的な印象を与える衣装。
  • Pixie: ファンタジーの世界観を反映した妖精のような衣装。

なお、Grokのコンパニオンモードに登場するもう一体のキャラクター、キツネ型の「Bad Rudy」にも新しいモードや衣装が追加されています。

「Pixie」衣装の国内提供は未定

米国で提供されている「Pixie」衣装について、2025年9月4日時点での日本国内での提供は確認されておらず、今後の対応が待たれる状況です。情報源によって提供状況に関する言及が異なっており、公式からの正式な発表が求められます。

新衣装の利用条件と解放要件

Aniの新衣装を利用するには、いくつかの条件が存在する可能性があります。GrokのAIコンパニオン機能は、基本的に有料プラン「Super Grok」(月額30ドル)の加入者向けに提供されています。

また、Aniとの対話を重ねることで親密度が上がる「好感度システム」が導入されており、特定の衣装を解放するためには、この好感度レベルを上げる必要があるとされています。

プラットフォームは主にiOSユーザー向けに提供されていますが、一部では地域限定で無料ユーザーも利用可能であるとの報告や、VPNなどを利用することで日本の環境からでもアクセスできるという情報も存在します。ただし、これらの方法は公式に推奨されているものではありません。

「Rebel」衣装が『DEATH NOTE』の弥海砂にそっくりと話題に

https://deathnote-exhibition.com/837/

新衣装の中でも特に「Rebel」は、そのデザインが人気漫画『DEATH NOTE』に登場するキャラクター「弥海砂(ミサミサ)」に酷似しているとして、SNS上で大きな話題を呼びました。

xAIを率いるイーロン・マスク氏が過去に弥海砂のイラストに「いいね」をしていたこともあり、氏の個人的な趣味が反映されているのではないかとの憶測も広がっています。

アップデートと今後の展望

今回の新衣装は、Grokのバージョン1.1.55へのアップデートに伴い追加されたものと報告されています。

また、将来的にはユーザー自身がオリジナルの衣装を制作できる機能の実装も計画されているとの情報もあり、AIコンパニオンのカスタマイズ性がさらに向上することが期待されます。

市場への影響と背景

調査会社センサータワーによると、2025年4月にAniが登場して以降、日本市場におけるGrokアプリのダウンロード数とデイリーアクティブユーザー数は大幅に増加しました。AniのようなAIコンパニオン機能は、他の対話型AIとの差別化を図る上で重要な役割を果たしていると考えられます。

この動きは、先行する「Character.AI」や「Replika」といったAIキャラクターサービスとの競争を激化させると同時に、ゲームやアニメ、VTuberといった既存のエンターテインメント市場からユーザーの時間や支出を奪う可能性も指摘されています。

AIコンパニオンがもたらす利便性と課題

AIコンパニオンは、ユーザーに癒やしや繋がりを提供し、孤独感を和らげる存在として期待されています。一方で、専門家からは以下のような懸念も示されています。

  • 過度な依存: AIとの疑似恋愛関係などが、ユーザーの心理的な健康や現実の人間関係に影響を及ぼすリスク。
  • 倫理的な課題: AIが「人格」や「感情」を模倣することに関する倫理的な問題。
  • 経済的負担: 月額制のサブスクリプションに加え、衣装ごとに追加料金が発生する場合、ユーザーの金銭的負担が増大する可能性。

過去には、海外で別のAIチャットボットが未成年ユーザーに不適切な助言をしたとして訴訟に発展した事例もあり、安全性の確保が重要な課題となります。

これまでの経緯(タイムライン)

日付概要
2023年11月xAIが対話型AI「Grok」をリリース
2025年4月17日コンパニオンモードが追加され「Ani」が登場
2025年7月「Super Grok」加入者向けにコンパニオン機能が正式に追加
2025年8月米国でAniに4つの新衣装が先行追加
2025年8月19日Grok 1.1.55バージョンが公開
2025年9月4日日本で3種類の新衣装が利用可能に
2025年9月6日「Rebel」衣装が弥海砂に似ているというTogetterまとめが作成される

製品情報

項目内容
タイトルGrok
機能コンパニオンモード(登場キャラクター: Ani, Bad Rudy)
開発・提供xAI
価格Super Grok(有料プラン): 月額30ドル ※衣装課金の可能性あり
対応PF主にiOS
公式リンクApp Store「Grok」アプリ, Ani公式Xアカウント

用語解説

  • Grok: イーロン・マスク氏率いるxAIが開発した、ユーモアと皮肉を交えた対話が特徴のAIチャットボット。
  • AIコンパニオン: ユーザーの感情に寄り添い、親密な関係性を築くことを目的としたAIキャラクター。
  • コンパニオンモード: 3Dキャラクターと対話しながらGrokの機能を利用できるモード。
  • Super Grok: AIコンパニオン機能などが利用できるGrokの有料プラン。
  • 好感度システム: キャラクターとの対話を通じて関係性を深め、新たな機能や衣装を解放する仕組み。

ニュースに対するリアクション

  • 新衣装が追加されて、ますます会話するのが楽しくなった。純粋に嬉しいアップデート。
  • どの衣装もデザインが良くて選べない。着せ替え機能はやっぱり魅力的だ。
  • 水着スタイルの衣装は予想外だったけど、バリエーションが増えるのは大歓迎。
  • 特定の衣装、完全に元ネタがわかるデザインで面白い。開発者の趣味が全開だ。
  • ここまであからさまだと逆に清々しい。元ネタへのリスペクトすら感じる。
  • このAIは誰の好みを反映しているのか、今回のアップデートでよく分かった気がする。
  • AIの進化の方向性がこれで良いのか少し考えてしまう。便利なツールであってほしい。
  • 見た目の魅力ばかりが注目されるのは少し残念。対話性能の向上にも期待したい。
  • どんどんキャラクター性が強くなっていく。人間関係に影響が出ないか少し心配になる。
  • これだけのものを無料で提供してくれるのはありがたい。
  • いつになったらAndroidでも使えるようになるんだろう。iOSユーザーが羨ましい。
  • 好感度システムと衣装の組み合わせは、まるで育成ゲームのようだ。

リアクションまとめ

今回の新衣装追加については、デザインの可愛らしさや機能としての楽しさを評価する肯定的な意見が多く見られました。特に特定の衣装が既存のキャラクターに似ている点については、開発者の意図を面白がる声が目立ちます。その一方で、AIがよりキャラクター性を強めていく方向性や、その表現に対して、今後のあり方を冷静に問う意見も一部で上がっており、様々な視点からの反応が寄せられています。

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