『Dragon’s Dogma 2: Dark Arisen』メタスコア84点、高く評価された点とちょっとした不満

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2026年10月9日に発売の『Dragon's Dogma 2: Dark Arisen』のメディアレビューが公開され、Metacriticのメタスコアが集計されました。総合点数は「84 点」で「好評」という評価になっています。
2026年10月8日時点での集計内容となっており、採点対象のレビューは38件、最高は100点、最低は70点という結果でした。以下にレビューの総まとめを記載しているので購入の参考になれば幸いです。
※スコアは寄稿記事が増減して一定期間は上下しますが、大きく変動することは稀です。

84Dragon's Dogma 2: Dark Arisen好評 36|賛否 2|不評 0
Nintendo Switch 288(5件)Xbox Series X—(2件)PlayStation 584(20件)PC88(12件)

高低差と濃密な探索が小さなマップを数字以上に広く感じさせる

高低差と濃密な探索が小さなマップを数字以上に広く感じさせる

全体マップで見ると、ノルガンはこぢんまりとしており、『Dragon's Dogma 2』の大半の地域よりも小さく見えます。しかし実際には、険しい氷の峰から複雑に入り組む地下洞窟まで立体的に続いているため、この高低差のおかげで限られた地域でありながら広大さを感じられます。マップの区画が丸ごと地下や高い台地に位置することもあります。行き止まりに見える洞窟が驚くほど奥深くまで続いていたり、ダンジョンを回り込んだ先で元の場所へ戻る近道が開通したりする構造も豊富です。あるメディアはこの立体的な探索感覚を『Zelda』や『Metroid』になぞらえていますが、これまでのシリーズにはなかった比較です。各地に設置された登攀用フックが高低差をつなぐ探索の報酬にもなっているため、あちこちを探っていくうちにマップが上下へ開けていく面白さがあります。

構造の巧みさに加えて、探索の密度も際立っています。ノルガンには隠された宝や寄り道先での遭遇、意外な発見がぎっしりと詰まっています。雪の吹きだまりの合間に現れる毒沼や、山々のはるか地下にある水晶の洞窟などがその好例です。また、北へ進むほど地域の環境は厳しさを増していきます。南端にはまだ緑や生命の気配が残っていますが、高山地帯に入ると岩だらけの不毛な大地が広がり、容赦なく旅人を拒みます。

その厳しさを身をもって痛感するのが天候の要素です。ホワイトアウトを引き起こす猛吹雪はミニマップを見えなくし、視界を狭め、暖を取る場所や身を守る手段が見つかるまでスタミナを削り続けます。ここでは環境そのものが旅の条件を決めているのです。ただし、こうした吹雪の危険度はプレイヤーの準備次第で大きく変わります。防寒装備や一定時間寒さを防ぐ消耗品は手に入りやすいため、十分に備えたパーティーなら命の危険にさらされることはめったにありません。あるメディアにとっては、猛吹雪は命を脅かすものというより、キャンプでやり過ごすのが得策な移動上の障害として機能していました。危険は確かに存在するものの、計画を立てておけば十分に対処できます。

本作は小規模な追加コンテンツにとどまらず、本格的な拡張でもあります。あるメディアは、数多くの任意のサイドクエストに手をつけなくても、ノルガンだけで20時間を大きく超えるプレイ時間になると見込んでいました。そのうえで、このボリュームを『Oblivion』の「Shivering Isles」など、かつての大規模な拡張になぞらえています。別のメディアではクリアまでに約30時間かかり、それでもサイドコンテンツが残っていました。どれだけ隅々まで探索するかでプレイ時間は変わるものの、この地域には一つの冒険を丸ごと支えるだけの十分な規模があります。

巨大な魔物にしがみつく興奮とスキル枠の拡張が戦闘を彩る

巨大な魔物にしがみつく興奮とスキル枠の拡張が戦闘を彩る

この拡張におけるもう一つの大きな魅力は、大型の魔物との戦闘です。最初の本格的な竜との戦いは見せ場と呼ぶにふさわしく、苦戦の末に勝利したあとにポーンと交わすハイタッチが、その締めくくりによく合っています。印象に残る戦いが、すべてあらかじめ用意されたボス戦というわけでもありません。狭い山道で巨人と出くわすと、多くのゲームの正式なボス戦を上回るような、長く必死の戦いになることがあります。新たなボスの中には、本編の大半のボスよりもはるかに記憶に残るものも存在します。巨大な魔物によじ登り、振り落とされそうになりながら頭を突き刺す興奮は健在で、終盤のボスは何とか対処法を見つけなければならない圧倒的な攻撃を繰り出してきます。

プレイヤーが使える手段も増えています。各ジョブはボタンの組み合わせで発動するスキルをさらに2つ装備できるようになり、本編で4つだった枠が6つになりました。どのジョブにも10種類を優に超えるスキルがあるため、従来の4枠という制限では構成の幅が狭く、状況に応じた取捨選択を強いられていました。枠が増えたことで各ジョブのプレイスタイルが多様になり、試行錯誤の余地も広がっています。最も恩恵を受けるのはアリズンです。以前は武器を切り替えるスキルが1枠を使ってしまい、それ以外には3枠しか残らなかったためです。さらに、ノルガン各地に点在する恩寵の石塔では新たなジョブスキルも手に入ります。あるメディアが特に挙げていたのは、最大まで溜めると巨人や竜さえ極端に鈍らせるマジックアーチャーの射撃です。その隙に、ソーサラーのメテオフォールを相手の真上へ叩き込めます。

ただし、戦闘のこうした強みは見せ場となる戦いに集中しています。オープンワールドでの日常的な戦闘は依然として同じことの繰り返しで、ノルガンの通常の敵も大半は見慣れた敵の寒冷地版です。白い狼を連れたバイキング風の蛮族ベルカンに加え、氷のゴブリン、ハーピー、スケルトン、リザードマンが登場します。大型の魔物も、その多くは既存のものを流用しています。新たな牙を持つ巨人は実質的にサイクロプスの亜種ですし、オーガやドレイクもすでに倒した敵の凍りついた姿です。グール、コカトリス、イービルアイなど、明確に新顔といえる数少ない魔物も、大半は初代『Dragon's Dogma』からの再登場です。すでに何十時間もゴブリンやグリフィン、サイクロプスと戦ってきたプレイヤーほど、この点が気になるはずです。

新たなボスが印象の強さを保ち続けられるかについても、メディアの間で意見が分かれています。あるメディアは、特徴的なボスを各地にばらまいてありふれた存在にすることなく、物語上の特別な遭遇に限定している点を評価していました。しかし別のメディアからは逆の報告が出ています。素晴らしい新ボスの一部が、後半にはフィールド上で繰り返し戦う相手となり、新鮮さや存在感が薄れてしまうという意見です。

久遠の飛石による快適な移動と引き換えに薄れていく旅の味わい

移動は格段に楽になりました。回数制限なくファストトラベルできる「久遠の飛石」が早い段階で手に入るためです。ノルガンには本編の各地域よりもはるかに多くの固定された移動先があり、あるメディアの集計ではヴェルムントとバタルを合わせた数よりも多いとされています。さらに戻りの礎を使えば、自分で移動先を設定することもできます。任務を終えたあとに町までの長い道のりを歩いて戻る必要がなくなり、結果としてゲームの進行がとても円滑になっています。

この変化を代償と捉えるかどうかは、旅に何を求めていたかによります。瞬間移動が無制限になり、戻りの礎も増えたことで、牛車の役割はほとんどなくなりました。一部のメディアは、本編にあった「じっくりと自分で判断しながら進む旅」の要素が弱まることで、このゲームならではの魅力が少し失われていると感じています。それでも、そうしたメディアも拡張そのものは大いに楽しんでいました。この不満が特に重要になるのは、移動に伴う手間や不便さを設計の一部として評価していたプレイヤーです。

新たな便利機能も、移動や道探しの問題をすべて解決するわけではありません。あるメディアは、「忘れられた試儀」のクエスト開始地点を見つけるのに何時間も費やしたと振り返っています。実際の入口は、曖昧なマップマーカーの先にある森の中の隠れた道を進み、魔物の巣を抜けた場所にあるためです。そのメディアの体験では、こうした経路のせいで目的地を探す作業が依然として面倒になりうると指摘されています。

ランダムな性能の遺戦品がもたらす厳選の熱中と愛着の薄れ

ランダムな性能の遺戦品がもたらす厳選の熱中と愛着の薄れ

遺戦品は装備の仕組みを大きく変えています。敵や宝箱から未鑑定の遺戦品が手に入り、ノルガンの村にいる鑑定人に少額を払うと、性能がランダムに決まる装備へと変わります。遺戦品には5段階の等級があり、同じ武器であっても2本それぞれの能力値が大きく異なることがあります。さらに、特定の種類の魔物に対するダメージ増加から特定のジョブスキルの強化まで、最大5つの特殊能力が付与されます。これが楽しいかどうかについて、メディアの意見は分かれています。一部のメディアは、店で買って鍛冶屋で強化するよりはるかにやりがいがあると評価しています。性能を極限まで追求するプレイヤーにとっては、理想の組み合わせを求めることが探索を続ける強い動機になります。一方、ランダムに装備の性能を引き当てる仕組みに面白みを感じなかったメディアもあります。あるメディアは、もともと無視してよい不要品があふれているゲームにおいて、この仕組みが装備への愛着をさらに薄めていると感じていました。

このシステムは、一つの装備が役に立つ期間も変えてしまいます。遺戦品は、鍛冶屋で丹念に強化した装備も含めて、本編のあらゆる装備をあっという間に上回ります。遺戦品自体は強化できないため、ノルガンに到達すると鍛冶屋は役割の大半を失ってしまいます。経験値が非常に速いペースでたまることもあり、一つの装備を長く使い続けることもありません。あるメディアはレベル45で始め、約34時間後には142でクリアし、別のメディアは新規セーブデータでレベル150に達しました。あるメディアによれば、何十個もの遺戦品を抱えて鑑定人のもとへ瞬間移動し、青い数値が最も多くて高い品を探すのが日常の流れになります。そして、わずか30分前に装備した品を次々と入れ替えていきます。

所持品の扱いは改善されているものの、依然として一長一短があります。未鑑定の戦利品は重量の負担にならないため、何時間も集め続けてからまとめて鑑定でき、鑑定済みの品はそのまま倉庫へ送れます。新たな所持品フィルターも役立ちます。ただし、装備の比較は今も難しいことがあり、あるメディアは所持品の管理が以前よりもつらくなったと感じていました。時間をかけた強化に代わって、ランダムな性能の装備を頻繁に入手して選別するようになっています。この仕組みは、少数の信頼できる装備に手をかけるのが好きだった人より、理想的なランダム特性を追い求めたいプレイヤーにはるかによく合っています。

序盤の手応えある難易度と強力な装備による終盤の大味化

序盤の手応えある難易度と強力な装備による終盤の大味化

ノルガンでは、序盤から確かな手応えを味わえます。高レベルの「強くてニューゲーム」のキャラクターであっても、最初は圧倒的に強いとは感じられません。あるメディアはレベル71で本編終盤の装備を持ち込みましたが、それでも最初の敵は手強かったと語っています。適正は最低でもレベル40前後とみられ、この拡張はすでに本編を終えたプレイヤーに向いています。

その手応えがどれだけ続くかは、手に入る装備によります。拡張で手に入る装備を使えば、以前は苦戦した本土の敵も簡単に片づけられるようになります。難しさが薄れる時期についてはメディアの意見が分かれています。あるメディアによれば、本編で難易度が下がり始めた時点を大きく過ぎても適度な歯応えが続き、運次第で手に入る非常に強力な装備が出てきてようやく薄れるといいます。別のメディアは、パーティー全員の装備が遺戦品で一式そろうと序盤の苦戦が消え、その後は難易度がすぐに安定したと感じていました。バランス上の問題が一部残っているのは明らかで、強力なスキルや装備がそろうと、ゲームはかなり簡単になります。

「忘れられた試儀」のダンジョンは、特にレベルや進行状況の影響を強く受けます。あるメディアは、レベルが上がりすぎていなければ楽しめるものの、拡張の物語を終えたあとやレベル40を超えている場合はあっけないと感じていました。別のメディアはすべてのダンジョンを攻略したわけではないものの、先にノルガンで戦いを重ねて強くなったため、攻略したダンジョンは簡単だったといいます。歯応えが持続することを重視するなら、コンテンツに挑む順番がどれだけ手応えを得られるかを大きく左右します。

焦点を絞った物語の魅力と評価が分かれる展開のテンポ

焦点を絞った物語の魅力と評価が分かれる展開のテンポ

メインストーリーへの反応は分かれています。2人目の覚者の噂に導かれて北へ向かい、より少人数の登場人物が物語を動かしていきます。一部のメディアは、世界の終わりがかかる重大さを保ちながら、本編よりも登場人物を身近に感じられ、記憶に残る物語になったと評価しています。一方、より控えめな評価もあります。EirとFallen Dragonをめぐる謎は本編より良くなっているものの、シリーズが長年抱える物語上の問題を解決してはいないという指摘です。2つのメディアは納得しておらず、一方は物語が特に優れているわけではないと述べ、もう一方は主に新たな巨大生物を追いかける口実にすぎないと評しています。

展開のテンポには別の不満が寄せられています。結末では運命と選択というテーマがしっかり伝わるものの、それを言葉で説明するのに時間をかけすぎています。竜の出自や2人目の覚者の正体など、中心となる謎が解けるまでにも長い時間がかかります。

サイドクエストも内容が薄いと感じられています。2つのメディアは、その大半をあちこち走り回って戦うための薄弱な口実、あるいは単純なお使いクエストだと受け止めていました。例外として目を引くのは、村の長の息子が父の跡を継げるほど勇敢でたくましくなれるよう手助けする、一連のクエストです。

『Dragon's Dogma 2』の遊びをそのまま手堅く広げた追加体験

ノルガンは、ゲームの基本的な遊び方を変えることなく、満足できるコンテンツを大量に加えています。初代のDark ArisenにおけるBitterblack Isleほどの変化を期待しているプレイヤーは、ここではそれを得られません。新たなジョブも、新たな戦闘システムも用意されてはいないのです。回復役と、破壊的な呪文を唱えるソーサラーを含むバランスの取れたパーティーが、以前と同じように最強の敵を倒していきます。動作性能は発売時から改善され、今でははるかに安定して動くようになっています。あるメディアは、特にPlayStation 5で大幅な改善があったと報告していました。

『Dragon's Dogma 2』の世界をさらに味わい尽くすための良質な拡張

『Dragon's Dogma 2』の世界をさらに味わい尽くすための良質な拡張

『Dragon's Dogma 2: Dark Arisen』は、探索や大型魔物との戦闘を好む『Dragon's Dogma 2』のプレイヤーに、再びこの世界へ戻ることを勧められる拡張です。ノルガンで幾重にも重なる峰々や台地、互いにつながる洞窟は、特に優れたボス戦とともに、一つの冒険を丸ごと支えるだけの内容を生んでいます。育て上げたキャラクターを持つプレイヤーには序盤の手強い戦いが待ち、従来の移動を面倒に感じていたプレイヤーは久遠の飛石を歓迎するでしょう。性能を極限まで追求するプレイヤーには、理想の性能を引き当てるための遺戦品が豊富に用意されています。

購入やプレイの判断を変えうる懸念点も具体的です。本編の、じっくり進む旅に伴う手間や不便さが好きだったなら、久遠の飛石によって失われたものを感じるでしょう。装備を少しずつ強化するのが好きだったなら、遺戦品はそうした装備をすぐに置き換え、しかも遺戦品自体は強化できません。装備が良くなるにつれて歯応えが薄れることもあります。「忘れられた試儀」のダンジョンは、おおむねレベル40を超えたキャラクターや、拡張の物語を終えたプレイヤーには簡単になってしまいます。長く遊んできたプレイヤーは、通常の敵との戦いの繰り返しの多さと、新たな魔物の少なさに気づくはずです。物語も、すべての人を納得させるものではありません。Bitterblack Isleのような刷新を望むなら、期待を調整する必要があります。それでも、『Dragon's Dogma 2』の世界と魔物をもっと楽しみたかったプレイヤーにとっては、こうした代償を含めても、十分に遊ぶ価値のある拡張です。

製品情報

項目内容
ゲームタイトル名Dragon's Dogma 2: Dark Arisen
原題名Dragon's Dogma 2 Dark Arisen
ジャンルロールプレイング, アクション, アドベンチャー
プラットフォームPC, Nintendo Switch 2, Xbox Series X|S
発売日2026年10月9日
価格Nintendo ¥5,990 / Xbox ¥5,990
体験版あり
公式サイト—
開発元—
発売元カプコン

ストアページ

ストア名URL
任天堂https://store-jp.nintendo.com/item/software/D70010000118037
Xboxhttps://www.xbox.com/ja-JP/games/store/9NH62MTWVBDJ

メタスコアについて

Metacriticで集計されているゲーム評価のスコアです。大手メディアに投稿されたレビューのスコアを平均された数値になります。メタスコアは大きく変わる機会は少ないですが、集計サイトが増えるにつれて頻繁に変動します。

9080706050
神ゲー良ゲー凡ゲー低評価爆弾持ち