オープンワールドRPG『ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム』のリンクの新たな能力『モドレコ』についてのページです。物体の動きを逆再生するユニークなスキルで、探索や戦闘を劇的に変化させます。ここではモドレコの基本操作から、移動や戦闘での実践的な使い方、注意点やコツまでを記載しています。
モドレコとは?
モドレコとは | 空島への移動(落下した岩を逆再生して上昇) 戦闘でのカウンター(敵の投擲物を跳ね返す) ギミック操作(水車やイカダを逆方向に動かす) 物体の運搬(ウルトラハンドと組み合わせて高所へ移動) |
解放条件 | メインチャレンジ「閉ざされた扉」を進め、始まりの空島の3つの祠(ウコウホの祠、インイサの祠、グタンバチの祠)をクリア後、時の神殿の奥でモドレコを入手 この能力はゲーム序盤で解放され、以降の冒険で頻繁に使用する |
モドレコは、移動した物体の動きを一定時間逆再生する能力です。空から落ちてきた岩を元の高さに戻したり、敵が投げた物体を跳ね返したり、動くギミックを逆方向に動かしたりできます。探索やパズル攻略、戦闘でのカウンターなど、多岐にわたるシーンで活用可能です。
モドレコは、前作『ブレスオブザワイルド』の「ビタロック」と似ていますが、動きを止めるのではなく逆再生する点が異なり、時間制限があるため戦略的な使用が求められます。
モドレコの基本的な使い方
モドレコの操作は直感的ですが、タイミングや対象物の選択が重要です。
- モドレコの起動
- Lボタンを長押ししてラジアルメニューを開き、モドレコを選択
- 直前に使用した能力なら、Lボタンを1回押すだけで即座に起動可能
- 対象物の選択
- モドレコが使用可能な物体は、起動時に黄色くハイライトされます
- 動いていない物体や、動いた履歴がない物体は対象外
- Rスティックでカーソルを動かし、逆再生したい物体に合わせ、Aボタンで選択
- 逆再生の実行
- 選択後、物体が過去の動きを逆再生します
- 画面に表示されるメモリバーは逆再生可能な時間(約8秒)を示し、時間切れで自動解除されます
- 逆再生中、リンクは物体に乗ったり、触れたりして移動やアクションが可能です
- 逆再生の解除
- Lボタンを再度押すと、任意のタイミングで逆再生を停止できます
- 移動やギミック攻略で細かい調整が必要な場合に便利
- キャンセル
- 誤った物体を選択した場合、Bボタンでモドレコをキャンセルし、別の対象を選び直せます
モドレコは同時に1つの物体にしか適用できません。新たな物体にモドレコを使用すると、前の効果が解除されます。タイミングを意識して使いましょう。
モドレコの活用シーンと実践的な使い方
モドレコの魅力は、探索、戦闘、ギミック攻略での多様な活用法にあります。
1. 空島への移動
ハイラル地上で空から落ちてきた「落下遺跡」(岩)にモドレコを使用すると、岩が元の高度に戻り、リンクを空島まで運びます。パラセールと組み合わせれば、未踏の空島にも到達可能。
- 落下遺跡は黄色くハイライトされるので、見逃さないよう注意。動いていない岩でもハイライトされる場合、空島への移動が可能です。
- 岩に乗る前にモドレコを起動し、Xボタンでジャンプして岩に飛び乗りましょう。逆再生中に落下しないよう、中央に立つのが安全。
- 上空に到達したら、パラセールで目的の空島へ滑空。高度が足りない場合は、ゾナウギアの「ロケット」を併用。
2. 戦闘でのカウンター
モリブリンやイワロックが投げる岩、ヒノックスが投げる木、ブロックゴーレムのブロックなどをモドレコで逆再生し、敵に跳ね返してダメージを与えられます。特にイワロックは岩を跳ね返すとダウンし、弱点を攻撃するチャンスに。
- 敵の投擲動作が始まったら即座にモドレコを起動。岩の速度が速い場合、動作開始と同時に発動すると成功率が上がります。
- バクダン樽など爆発する物体は跳ね返せないので注意。
- 遠距離から攻撃する場合は、矢を節約できるため、序盤の戦闘で特に有効。
3. ギミック攻略(水車やイカダ)
滝を下るイカダや回転する水車をモドレコで逆方向に動かし、足場や移動手段として利用。ナチョヤハの祠では、モドレコで歯車を逆回転させて進むパズルが登場します。
- ギミックの動きを確認後、適切なタイミングでモドレコを発動。逆再生を途中でLボタンで停止すると、細かい位置調整が可能。
- イカダで滝を登る場合、モドレコ発動後に素早く乗り込み、滝の上に到達したらパラセールで着地。
4. ウルトラハンドとの連携
ウルトラハンドで動かした物体(例:板やゾナウギア)をモドレコで逆再生し、元の位置に戻したり、高所への運搬に利用。飛行機や翼を滑走路なしで発進させることも可能。
- 高所に物を運ぶ場合、ウルトラハンドで物体をくっつけた後、モドレコで逆再生。リンク自身を運ぶ場合は、物体に乗って発動。
- ゾナウギアの「翼」を動かした後、モドレコで逆再生すると、滑走路なしで飛行開始可能。
5. 地底やダンジョンでの活用
地底の動く柱やギミックをモドレコで逆再生し、足場を作ったり、閉じた扉を開放。地底から地上への脱出にも利用可能。
- 地底の暗い環境では、ポカポカ草の実で明るくして動く物体を見つけやすくする。モドレコのハイライトを頼りに動く柱を探しましょう。
注意点と上達のためのコツ
注意点
- 時間制限
モドレコの逆再生は約8秒以内の動きに限定。長距離移動した物体(例:遠くから転がった鉄球)は途中で停止する場合がある。 - 対象制限
動いていない物体や、動いた履歴がない物体はモドレコの対象外。黄色いハイライトを確認して対象を選びましょう。 - 単一対象
同時に複数の物体にモドレコは使用不可。新たな物体を選択すると、前の効果が解除される。 - 落下リスク
空島移動時、岩の端に乗ると落下する可能性がある。中央に立つか、パラセールを準備。
上達のコツ
- ハイライトを活用
黄色いハイライトはモドレコ可能な物体を示す。探索中はLボタンで頻繁に確認し、隠れた落下遺跡を見つけましょう。 - タイミングの練習
戦闘でのカウンターは、敵の投擲動作開始時にモドレコを発動。イワロック戦で練習すると感覚が掴めます。 - ゾナウギアとの組み合わせ
ウルトラハンドでゾナウギア(扇風機やロケット)を動かし、モドレコで逆再生すると、創造的な移動が可能。 - ナチョヤハの祠で練習
モドレコ解放直後のナチョヤハの祠は、モドレコの基本を学ぶのに最適。歯車の逆回転を試して操作に慣れましょう。
まとめ
モドレコは、物体の動きを逆再生する能力を活かし、空島への移動、戦闘でのカウンター、ギミック攻略、ウルトラハンドとの連携など、多彩なシーンで活躍します。
時間制限や対象制限を理解し、ゾナウギアやパラセールとの組み合わせを工夫することで攻略難易度が大きく変わります。
モドレコは、ティアキンの開発中に「プレイヤーが動かした物体を簡単に元に戻せるように」とのアイデアから生まれました。開発チームは、時間操作を活用したパズルや移動手段をゲームに組み込み、プレイヤーの創造性を刺激することを目指したそうです。この設計により、モドレコは単なるギミック解除ツールを超え、戦闘や探索でのユニークな戦略を可能にしています。
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