2026年10月2日に発売の『ACE COMBAT 8: WINGS OF THEVE』のメディアレビューが公開され、Metacriticのメタスコアが集計されました。総合点数は「88 点」で「絶賛」という評価になっています。 時間経過でメタスコアは上下しますが大きく変動することはありません。2026年9月25日時点での集計内容となっています。
ロックオンを追い求めて敵の背後を奪い合うドッグファイトの魅力

ACE COMBAT 8: WINGS OF THEVEで最も面白い瞬間は、旋回から始まります。正面から放ったミサイルは外れやすいため、ほぼすべての交戦で敵の背後を取ろうと必死になります。機体を急旋回させ、対気速度を確認します。HUDに「SHOOT」の合図が点滅するまで、失速しないよう祈りながら機体を飛ばすのです。この合図は、自機と敵機の機首が十分に揃ったときにだけ現れます。操縦そのものに、発射ボタンを押すだけでは味わえない緊張感があります。そして、苦労は報われます。ようやく敵をロックオン範囲に捉え、ミサイルが命中して画面に「DESTROYED」と表示されます。その瞬間の安堵感こそが、プレイヤーをコックピットに引き留めて離しません。
この一連の攻防は、状況次第でさらに奥深くなります。あるレビュー記事では、戦場のはるか上空で敵のエースと一騎打ちを繰り広げた場面が紹介されています。双方がフレアを放ち、決定打を欠いたまま交戦が続くなか、その筆者は意図的に失速させました。機体を横倒しにし、雲の中で自由落下しながら急旋回機能を使って機首を向け直したのです。ロックオン音が鳴り響くまで照準に敵を捉え続け、やがて目視できない位置から2回の着弾音が響きました。また、本作では雲の存在も戦闘を大きく左右します。雲へ飛び込めば背後から迫るミサイルを振り切れる反面、雲の中にいる敵に対してはロックオンできる距離が短くなります。長く留まりすぎると機体に氷が付着し、「まるで砂が詰まっているような操縦感」に陥ってしまいます。落雷によってレーダーが使えなくなる場面もあります。
操作方式を選べるため、初心者から熟練者までこのドッグファイトの醍醐味を味わえます。簡略化された操作体系と訓練シナリオのおかげで、初心者でもスムーズに入り込めます。「Standard」では左スティックだけで旋回できるため、敵を射線に捉えることだけに集中できます。一方の「Expert」ではロールとピッチを個別に操作します。実際の戦闘機に近い操縦感覚になり、ロールによるミサイル回避やゼロGターンも可能です。この難しい操作方式に取り組むだけの見返りは十分にあります。時間をかけてでも習得する価値があると強く勧めるレビュアーもおり、使いこなせれば格段に没入できて達成感も大きいと語っています。また別の筆者も、始めるためのハードルは低く上達の余地は大きいと評価しています。初心者にも門戸が開かれていながら、練習を重ねるほど空中戦が面白くなっていくバランスです。
飛ぶ価値を感じさせる美しい空の描写と戦闘を高揚させる音楽

飛行感覚を大きく高めているのが、緻密な映像表現です。ゲーム史上最高とまでは言わないまでも、間違いなく最高峰の空のひとつに数えられると評価するレビュアーもいます。その理由として、完全に立体的に描かれた雲、見事な動的天候の表現、魅力的な光の反射を挙げています。リプレイ映像も見応え十分です。地面にぶつからないよう必死に飛んでいただけのフライトでも、秀逸なカメラアングルのおかげで本物のエースのように映し出されます。
細部の描写からも、飛行の臨場感が肌で伝わってきます。コックピットの風防を水滴がつたい、雲を通過する感触がコントローラーから伝わってきます。HUDの結露が流れ落ちる様子や、夜間にきらめく街の明かりに言及するレビュアーもいます。太陽に向かって直進すれば、まぶしさで目がくらむほどです。レビューで指摘されているように、これらの映像表現は単なる眺めの美しさにとどまらず、実際のゲームプレイにも役立っています。
サウンドトラックも同様に高く評価されています。ミサイルの弾幕を縫うように飛ぶあいだ、オーケストラが「猛烈な勢いで鳴り響く」と表現されています。無線からは練り込まれたラジオドラマのような会話が飛び交い、戦闘の緊迫感を高めてくれます。楽曲は重厚なオーケストラと日本のロックが交互に流れる構成です。エンジンの回転が上がる音からロックオン音に至るまで、効果音を含めたサウンドデザイン全般の評価も高く、とりわけヘッドホンでのプレイが推奨されています。ただし、あるレビュアーからは注意点も挙げられています。激しい戦闘中には音楽の音量が大きくなりすぎ、会話や僚機からの呼びかけがかき消される場合があったとのことです。その結果、音楽とセリフを同時に追うのが難しかったと指摘されています。もっとも、この不満を述べているのは1人の筆者のみで、指摘の対象も戦闘中の場面に限られます。
僚機への部隊指示と格納庫の機体強化で広がる戦略性

僚機は単なるお飾りの背景ではありません。十字キーによる指示によって、特定目標への集中攻撃や自機の援護、自由な飛行などを命じられます。特殊兵装の使用を許可するかどうかも切り替えられるため、強力な兵装を弱い敵に浪費させずに済みます。部隊の指揮をキャンペーンで最も楽しい要素のひとつに挙げる筆者もいます。また別の筆者は、序盤のミッションでは指示を忘れがちだったものの、終盤にはスロットルを操作するのと同じくらい自然に援護を求めるようになっていたと振り返っています。さらに別の筆者は評価が控えめで、加わった戦略性自体はそこまで重くなく、軽めの味付けにとどまると述べています。
機体の育成成果は、部隊全体へダイレクトに反映されます。各ミッションで通貨を獲得し、機体や特殊兵装、パーツを解放する大規模なツリーで消費できます。ある筆者は当初、自機の強化ばかりに資金をつぎ込んでいました。しかし僚機用の機体は割引価格で購入できるため、仲間により優れた機体を買い与えたところ、ミッション攻略が格段に楽になったと語っています。ミサイルの速度や機体の操縦性など、強化の効果ははっきりと実感できます。別の筆者にとっては、戦争そのものよりも新たな機体を解放することこそが重要でした。超音速ステルス戦闘機や、機首にミニガンを搭載した巨大爆撃機などを手に入れる喜びが大きく、物語への興味が薄れてからも、この育成要素だけでプレイを続ける動機になったとのことです。
作戦中に目標が変化するミッション構成とプレイ感の賛否

キャンペーンモードは全30ミッションで構成され、所要時間は20時間以上と見積もられています。戦場の舞台設定にとどまらず、作戦の構成も実にバリエーション豊かです。ほぼすべてのミッションで予想外の要素が加わり、臨機応変な対応を迫られると報告されています。作戦内容も多岐にわたります。爆撃や護衛任務に加え、レーダーに映らない超音速機を飛行機雲から見つけて追撃する任務もあります。市街地を暴れ回るレールガン装備の「タルパン級陸上戦艦」と戦う場面まで用意されています。
ただ、先の読めない展開が続くため、事前の準備が思うように役立たない場合もあります。ミッションの目標が途中で変わることが多く、基地で選んだ装備が期待したほど有効に機能しない場面もあったと振り返るレビュアーもいます。とはいえ、その筆者はこれを欠点とは捉えていません。自機と部隊の装備を、多様な状況に対応できる構成にしておく動機づけになると考えています。一方で、制限時間付きのスコアアタックミッションに対しては、より厳しい意見を投じる筆者もいます。登場頻度があまりにも高すぎると感じたようで、制限時間と目標スコアのバランスが釣り合っていないと指摘しています。時間を大幅に残して目標を達成してしまい、残りの数分間をほとんどやることもなく飛び回るだけになってしまったとのことです。これは1人の筆者の見解ですが、この形式が苦手なプレイヤーは留意しておくとよいでしょう。
キャンペーン全体のボリュームについても、レビュアーの間で意見が分かれています。退屈なミッションはひとつもなく、長いキャンペーンを通して最後まで感心し続けたと絶賛する筆者もいます。その一方で、しばらくすると物語に惹きつけられなくなり、キャンペーン自体も不必要に長く感じられたとする筆者もいます。ミッション数を減らしたほうがよかったのではないか、という評価です。このボリューム感が長所になるか短所になるかは、プレイヤーの好み次第です。
激しい乱戦でターゲット選択を難しくするHUD表示の課題

レビュアー陣の間で最も共通していた不満は、本作最高の瞬間が生まれる激しい戦闘の最中に関わっています。乱戦になると画面に情報が入り乱れ、次にどの目標を狙うべきなのか判断しづらくなる場面があるのです。あるレビューでは、ミッションの優先目標を直接選べるボタンが欲しいと要望されています。また別の筆者も、最も近い目標を簡単に捕捉する手段がいまだに用意されていない点を指摘しています。そのため、激しい戦闘中にボタンを何度も連打して目標を順番に切り替えなければならず、目標を見失ってミッションに失敗した経験もあったそうです。3人目の筆者も、特定の地点や敵を狙おうとすると、すぐにインターフェースが分かりにくくなると述べています。
素早い判断が最も必要な局面で、目標をスムーズに選びにくいのは確かにもどかしい問題です。それでも、ドッグファイト自体の魅力が帳消しになると結論づけた筆者はいません。大空へ上がればすぐに気にならなくなる、ささいな煩わしさにすぎないと評するレビュアーもいます。
一人称演出とキャラクター描写で評価が大きく分かれるストーリー

レビュアー陣の意見が最も分かれているのが物語です。プレイヤーは、亡くなったエースのコールサインを受け継ぎます。しかしそのエースの伝説は、最初からプロパガンダとして作られたものでした。ミッションの合間には一人称視点のシーンで物語が進み、周囲を見回したりズームしたりできます。従来のブリーフィングを読むよりもはるかに没入できたと評価するレビュアーもいれば、こうしたシーンの演技のおかげで主要人物に感情移入できたと語る筆者もいます。予想に反して結末に心を動かされたという3人目の声もあります。その一方で、空母エンデュランス艦内の一人称シーンはうまく機能していないと強く異を唱える筆者もいます。機体に乗れない時間が長く続き、次のブリーフィングが始まるまでに、直前のミッションで高まった勢いが失われてしまうという理由からです。
筋書きへの評価も同様に割れています。分かりやすく刺激的で、予想外の出来事に満ちていると好意的に評する筆者もいます。また別の筆者は、話の筋が掴みにくい場面はあったものの、登場人物に好感が持てたためプレイを続けられたと語っています。ストーリーそのもの以上に、キャラクターの魅力が牽引役になっていたようです。そして3人目の筆者は、キャンペーンを進めるうちに興味を完全に失ってしまいました。
脇を固める登場人物たちへの評価も混在しています。2人のレビュアーは、乗組員の個性が薄い、あるいは類型的だと感じています。ただしそのうち1人は、優れたアニメーションと声の演技を高く評価しています。もう1人も、ストーリー展開によって各ミッションに刺激的なシチュエーションが用意されている点を認めています。また、情報戦や自己決定といったテーマの扱いが表面的だと評する筆者もいますが、本作のような作品にはこれくらいシンプルな描き方が合っているとも論じています。物語そのものに惹かれるのか、登場人物に惹かれるのか、あるいは物語の展開によって生まれるミッションに惹かれるのかによって、評価は明確に分かれており、肯定にも否定にも一致していません。
試合自体は楽しいもののメニュー設計や格差に課題が残るオンライン

各レビュアーがオンライン要素を試せた時間は短く、ここでの感想は限られた範囲にとどまります。オンラインのメニューに触れた2人の筆者は、どちらもUIが分かりにくく、操作に慣れるまで時間がかかったと述べています。ただ、試合が始まってしまえば協力モードは「とても楽しい」と口をそろえています。もっとも、好意的な感想のうち1人分は、わずか数試合に基づいたものです。
また同じ筆者は、Premiumプレイヤーが資源を獲得し、レベルを上げる速度がかなり速い点にも言及しています。その筆者が参加したマッチには機体制限がありませんでした。そのため、Premiumで入手した機体が初期機体を性能面で圧倒し、使用者が序盤から大きなアドバンテージを得ていたとのことです。発売時にも同じ状況になるかどうかは判断できなかったため、オンラインを中心に遊ぶ予定のプレイヤーは、こうした留意点を考慮しておく必要があるでしょう。
ロックオンの攻防に惹かれる人におすすめ、細部の不満点には留意が必要

ACE COMBAT 8: WINGS OF THEVEをおすすめできる理由は、何よりもコックピットでの体験にあります。プレイすべき最大の理由は、まさに冒頭で触れたあの瞬間です。急旋回しながらロックオンの合図を追い求め、対気速度に気を配り、失速を避けようと神経を研ぎ澄まします。そして、ついにミサイルが命中する――あの瞬間です。初心者が入りやすく、熟練者は高度な機動を使える操作方式が、その体験をしっかりと支えています。指揮できる部隊や格納庫に揃う機体群、強化によって自機と僚機の戦力を高めていく手応えも同様です。空の描写からは飛行を体で感じられ、音楽はどの戦闘もドラマチックに盛り上げてくれます。空中戦に惹かれる人であれば、ぜひ手に取ってほしい作品です。
最も明確な懸念も、その同じ瞬間に関わっています。画面の情報の多さや、手動で目標を順番に切り替える操作の煩わしさ、そして優先目標を直接選ぶ手段がないことが報告されています。激しい戦闘でも目標を明確かつ素早く選びたいプレイヤーは、多少のもどかしさを覚悟しておくべきです。
また、主に物語を目当てに遊ぶ人には、レビュアーの間で評価が分かれている点をお伝えしておきます。筋書きや一人称視点のシーンに引き込まれた筆者がいる一方で、そのシーンが退屈だと感じたり、登場人物が類型的、テーマの扱いが浅いと評したりする筆者もいます。途中で興味を失ってしまった筆者も1名いました。さらに、制限時間付きのスコアアタックや作戦途中での目標変更が苦手なプレイヤーも注意が必要です。短めのキャンペーンを好む方にとっては、全30ミッションという長丁場の一部が冗長に感じられるかもしれません。オンラインを中心に遊ぶ予定なら、一部で報告されたメニューUIの分かりにくさや、Premiumプレイヤーの優位性も考慮したいところです。戦闘中の僚機のセリフを聞き取ることが重要な人にとっては、音楽にかき消される場合があるという1人の指摘も気になるところでしょう。
それでも、敵の背後を奪い合い、必死にロックオンを追い求める攻防に惹かれるなら話は別です。こうした気になる点があったとしても、本作をプレイするという判断が揺らぐことはまずないはずです。
スクリーンショット








メディアレビュー紹介
- 100GuardianPC
- 100TrueAchievementsXbox Series X
- 100MonsterVinePlayStation 5
- 100PSX BrasilPlayStation 5
- 100OmeletePlayStation 5
- 100Cubed3PlayStation 5
- 95DualShockersPlayStation 5
- 95Noisy PixelPlayStation 5
- 95Loot Level ChillPlayStation 5
- 92PC GamerPC
- 91Player 2PlayStation 5
- 90DestructoidPC
- 90Hardcore GamerPC
- 90Cultura GeekPC
- 90Combo InfinitoPC
- 90GamesurfPC
- 90The OuterhavenPC
- 90RespecPC
- 90TheGamerPC
- 90Checkpoint GamingPC
- 90IGN SpainXbox Series X
- 90GamesRadar+PlayStation 5
- 90GamersRDPlayStation 5
- 90Indigo GEEKPlayStation 5
- 90Video ChumsPlayStation 5
- 90ShacknewsPlayStation 5
- 90VoxelPlayStation 5
- 90IGN DeutschlandPlayStation 5
- 90SpazioGamesPlayStation 5
- 90Hobby ConsolasPlayStation 5
- 90AtomixPlayStation 5
- 90GamingBoltPlayStation 5
- 90Julien ChièzePlayStation 5
- 90OyungezerPlayStation 5
- 90This Is GamePlayStation 5
- 90ForbesPlayStation 5
- 90ComicBookPlayStation 5
- 90Game RantPlayStation 5
- 90Finger GunsPlayStation 5
- 90TheSixthAxisPlayStation 5
- 88MondoXboxXbox Series X
- 88MeristationPlayStation 5
- 88TierraGamerPlayStation 5
- 87INVENPlayStation 5
- 86The Games MachinePC
- 85DayOnePC
- 85IGN ItaliaPC
- 85PC GamesPC
- 854P.dePC
- 85Worth PlayingPC
- 85GAMES.CHPlayStation 5
- 85MeuPlayStationPlayStation 5
- 85PlayStation UniversePlayStation 5
- 85Uagna.itPlayStation 5
- 85SECTOR.skPlayStation 5
- 85Multiplayer.itPlayStation 5
- 85VandalPlayStation 5
- 85GameBlastPlayStation 5
- 82Everyeye.itPlayStation 5
- 80Screen RantPC
- 80PCGamesNPC
- 80Eurogamer GermanyPC
- 80TrueGamingPC
- 80ScreenHubPC
- 80CGMagazinePC
- 80TechRadar GamingPC
- 80Xbox AchievementsXbox Series X
- 80covergeekPlayStation 5
- 80Console CreaturesPlayStation 5
- 80GamelinerPlayStation 5
- 80Creative BloqPlayStation 5
- 80COGconnectedPC
- 80IGN FrancePC
- 80Gaming BoulevardPlayStation 5
- 80Press Start AustraliaPlayStation 5
- 80Push SquarePlayStation 5
- 80Saudi GamerPlayStation 5
- 80AreajugonesPlayStation 5
- 80Eurogamer PortugalPlayStation 5
- 80But Why Tho?PlayStation 5
- 80GameSpewPlayStation 5
- 70The Wand ReportPC
- 70GamekultPlayStation 5
製品情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ゲームタイトル名 | ACE COMBAT 8: WINGS OF THEVE |
| 原題名 | ACE COMBAT 8: WINGS OF THEVE |
| ジャンル | アクション, シューティング, フライトコンバット |
| プラットフォーム | PC(Steam), PlayStation 5, Xbox Series X|S |
| 発売日 | 2026年10月2日 |
| 価格 | Steam ¥9,790 / PlayStation ¥9,790 / Xbox ¥9,790 |
| 体験版 | なし |
| 公式サイト | http://acecombat.com/ |
| 開発元 | Bandai Namco Aces Inc. |
| 発売元 | Bandai Namco Entertainment Inc. |










