『GODBREAKERS』プレイヤー評価・口コミ

Thunderful Publishingから2025年10月23日に発売!アクション・ローグライク『GODBREAKERS(ゴッドブレイカーズ)』の口コミ・レビュー総まとめページです。実際のプレイヤーの声を元に本作のポジティブ・ネガティブポイントを紹介しています。

敵の能力を一度だけ奪える――スピード感溢れる神殺しの旅

体力の低い敵を即死させ、一度限りの能力を奪う「ゴッドブレイク」システムが特徴の3Dアクションローグライト。ダッシュでアニメーションをキャンセルし、バターのように滑らかな操作で神々を討て。6種の武器クラスで多彩な戦術を楽しめる、スピード感あふれる協力対応アクションRPG。

口コミ分析

『GODBREAKERS』

瞬発力のあるアクションと直感的なボス戦は高評価だが、ローグライトとしての成長やビルドの楽しさが物足りない。

『GODBREAKERS』は、操作感とアクション性能は一級品だが、コンテンツ量とローグライト要素の不足で未完成感が拭えないタイトルだ。

操作系は文句なしに優秀で、ダッシュでアニメーションをキャンセルできる仕組みのおかげで、攻撃も回避も思い通りに動かせる。ゴッドブレイクで瀕死の敵を即死させて能力を奪う要素も戦闘を面白くしている。6種の武器はそれぞれ性能が違っていて、ボス戦も直感的で楽しめる作りだ。サウンドトラックはロック、オーケストラ、エレクトロが混ざり合った構成で、戦闘の盛り上げ方も上手い。

ただし、27.99ドルという価格に対してボリュームが足りない。バイオームは6つしかなく、1周が約1時間で終わってしまう。ローグライトとして致命的なのは、ラン中に拾えるエッセンスやフラグメントの効果が小さすぎて、ビルドを組んでいる実感がほぼないことだ。ステータスが1%ずつ上がる程度では、強化されている感覚が得られない。敵の種類も少ないため、ゴッドブレイクで奪える能力がすぐにマンネリ化する。戦闘も軽攻撃とダッシュ回避の繰り返しになりがちで、重攻撃を使う機会が少ない。コントローラーのメニュー操作に対応していないなど、細かい部分の作り込みも甘い。全体的に早期アクセスのような完成度だ。

アクションゲームとしての操作性を最重視するなら試す価値はあるが、ローグライトとしてのやり込み要素や長く遊べるボリュームを求めているなら、今後のアップデートを待ってから買うべきだ。デモ版があるので、まずはそれで操作感を確認してから判断するのがいい。

コア戦闘システムと操作性

ポジティブ評価

  • 操作の応答性と滑らかさ
    • 戦闘はよくできている
    • 戦闘は非常にスムーズ。最大4人でのオンライン協力プレイが可能な、サードパーソン・アクションローグライクだ
    • 戦闘はスピーディーで、非常に滑らかかつ高レスポンス。すべての動作はダッシュでキャンセル可能
    • キャラクターの動きにストレスはほぼない。やりたいことがちゃんとできる操作性だ
    • このゲームでダメージを受ける時は、大抵自分のミスだと納得できる
  • ユニークなメカニクス
    • 新しい敵を「ゴッドブレイク」し、どんな能力が手に入るか試すのは楽しい。戦闘を面白く保つ良い要素だ
    • 武器のコンボは滑らかに感じる
  • アーキタイプの多様性
    • 試したアーキタイプ(武器)はどれも使用感が大きく異なり、それぞれ滑らかで魅力的なプレイが可能だった
    • キャラ(武器)ごとに攻撃パターンが異なり、差別化はしっかりできている

ネガティブ評価

  • 戦闘の深さの欠如
    • 敵は攻撃してもひるまない(ヒットスタンしない)。また、ドッジ(回避)に無敵時間がない
    • 近接戦闘はインパクトに欠け、満足感が得られにくい
    • プレイヤーの能力と敵の攻撃パターンが噛み合わず、戦闘の8割が回避行動になってしまう
    • 重攻撃やチャージ攻撃を使う暇がほとんどない
    • 重攻撃やコンボの後半には、もっと敵のひるみ(ヒットスタン)が発生すべきだ
  • 敵の設計
    • ゲーム終盤のステージに出てくる雑魚敵に、高速移動でこちらの攻撃を避けてくるものがいる。この敵はプレイヤーの攻撃に合わせて回避するようで、思うように攻撃が当たらず若干ストレスだ

ローグライト要素とビルドの進行

ポジティブ評価

  • 永続的な進捗
    • 成長していく感覚は良好。ランに失敗しても永続的なアンロック要素があり、それが大きな違いを生むと実感できる
    • 永続的なアンロック要素(キャラクター、アビリティ、アップグレード)を通じて成長できる

ネガティブ評価

  • ラン内進行の退屈さ
    • 『GODBREAKERS』のラン中の成長、アップグレード、永続強化は、今までプレイしたローグライクの中で最も退屈な部類に入る
    • 「エッセンス」による強化は、「DoT付与率1%増加」や「クリティカル率1%増加」といった微々たるものばかりだ
    • ラン中のローグライク的な成長要素は、ほとんどが非常に小さく些細な効果しか得られない
    • ローグライクの楽しさは、ビルドが進行・完成していく感覚にあるが、『GODBREAKERS』にはそれがまったくない
  • 装備の影響力
    • 装備品による攻略のしやすさの変動は弱めです
    • ド派手なインフレ能力と装備で敵を蹂躙するぜ!!!!というゲームではないためそれを求めている場合は要注意
    • ビルドをあまり気にせず、拾ったアイテムを使っているだけでクリアできてしまうため、達成感はない
  • ランの長さ
    • 1ランが非常に短い。ビルドが良くなってきたと感じる頃には、もう半分終わっている

コンテンツ量と価格設定

ポジティブ評価

  • 美的多様性
    • 各バイオーム(ステージ)の見た目は多様で、砂漠、庭園、奇妙な場所など、常に目を楽しませてくれる
    • 6つのユニークなバイオームがあり、それぞれ異なる敵、危険、チャレンジが用意されている
  • リプレイの仕組み
    • 最初のラスボスを倒した後も、プレイを続ける理由が用意されている点は評価できる

ネガティブ評価

  • コンテンツ不足と価格の不均衡
    • 深刻な欠点として、コンテンツが圧倒的に不足している
    • このゲームは、まだアーリーアクセス段階のように感じる
    • ローグライクとしても、完成したゲームとしても内容が少ないのに、27.99ドルという価格は高すぎる
    • 今後のアップデートが約束されていれば、せいぜい20ドルが妥当な価格だろう
  • リプレイ性の低さ
    • 6つのバイオームがあるが、1ランは4レベルで構成され、うち1つはボス戦だけだ
    • 難易度を上げる「Tangles」を有効にしても、初回報酬以外に追加報酬がないのはおかしい
    • 「Tangles」有効時のメリット(戦利品増加など)は、UIに表示すべきだ
    • ボリューム増加とビルド周りの改善を期待し、1年後にまたプレイしたい

ボス戦とユニークアビリティ

ポジティブ評価

  • ボス戦の質
    • ボス戦は本当に楽しい
    • ボス戦は驚くほど良くできており、ギミックも直感的だ
    • ボス戦のBGMはずば抜けて良く、ボス戦が好きな理由の一つになっている
    • すべてのボス戦を楽しめた
    • ラスボス戦は非常に壮大で、キャラが強化されていると、戦闘の滑らかさと応答性の高さが際立つ
  • 隠し要素
    • ランダムで発生するアスレチック要素は楽しかった
    • 任意でチャレンジできる要素があり、一本道ではない点が気に入っている

ネガティブ評価

  • 敵能力の多様性不足
    • このゲームへの最大の不満は、敵の種類が少ないことだ
    • 敵の数(種類)が少ない
    • 「ゴッドブレイク」で奪える能力には、単なる範囲バフやデバフが多く、面白みに欠ける
  • ボス戦の設計と難易度
    • ボス自体は非常に簡単で、雑魚敵を召喚することで難易度を上げているだけだ
    • ラスボスは、もっと戦闘フェーズを増やしたり、混沌とした「ヤバさ」を演出したりする改善が必要だ
    • ボスの攻撃が連発(スパム)的で分かりにくく、不公平に感じる
    • ボスを倒した後も地面の毒などの範囲攻撃が残り、報酬がその上にドロップすることがある。ダメージを避けるため数秒待たねばならない

アートスタイルとストーリーテリング

ポジティブ評価

  • 視覚と音響
    • サウンドトラックは素晴らしい
    • アートスタイルと美的感覚は独特で、予想以上に気に入った
    • アニメーションはカートゥーン(海外アニメ)のように感じられる
    • アート、サウンドデザイン、音楽はすべて堅実に作られている

ネガティブ評価

  • ストーリーの質
    • ストーリーは退屈だ。ローグライクではよくあることだが、言い訳にはならない
    • シナリオと声優の演技は、聞くに堪えないレベルでひどい
    • 真エンディングの報酬は、少しだけ内容が違うカットシーンだけ。がっかりだ
    • 真エンディングを見るためのクエストが、まるでソシャゲの日課(デイリータスク)のよう退屈だ

技術的側面とゲームの調整

ポジティブ評価

  • 初期体験
    • 起動して5分以内には楽しめている
    • ゲームは問題なく動作する

ネガティブ評価

  • コントローラーサポート
    • 現時点では、コントローラーサポートが完全ではない
    • メニュー操作にはマウスが必須。なぜかコントローラーがメニューで機能しない
  • バランス調整
    • 一部の武器が他より強すぎたり、一部の敵が理不尽に強かったりする。多くの要素で数値調整が必要だ
  • 小さな不具合
    • 戦闘間のテレポート位置が悪いことがあり、落下ダメージを受ける
    • アイテムの説明文(ツールチップ)は、もっと分かりやすくすべきだ
    • 特定のボス戦で、見えない波状攻撃が発生することがある。これにより戦闘がほぼ不可能になる

まとめ・購入検討ポイント

まとめ・購入検討ポイント

戦闘アクションの評価は高い。操作は滑らかで、ダッシュによる動作キャンセルも可能。敵を処刑して能力を奪う「ゴッドブレイク」もユニークで面白いと好評だ。BGMやアートスタイルも評価されている。

しかし、問題はコンテンツ不足。1ランが短く、全体的なボリュームはアーリーアクセスレベルとの声が多い。また、ローグライトの要である成長要素(ラン中・永続ともに)が「地味すぎる」「効果が薄い」と酷評されており、ビルドを組む楽しさが感じられにくい。

  • 3Dアクションローグライト
    • 最大4人までの協力プレイに対応した、3Dアクションのローグライト。
  • 滑らかな戦闘アクション
    • 操作の応答性が非常に高く、ダッシュによるアニメーションキャンセルが可能。バターのように滑らかと評されている。
  • 「ゴッドブレイク」システム
    • 敵を処刑し、その敵固有の能力を一時的に奪って使える独自システム。
  • コンテンツ不足の懸念
    • 現状ではボリューム不足が指摘されており、1ランも短い。アーリーアクセス相当と感じるプレイヤーが多い。
  • 地味な成長要素
    • ラン中・永続どちらのアップグレードも効果が地味で、ビルドを組む楽しさが薄いという意見が多数。
  • デモ版での試遊を推奨
    • アクションが手に馴染むか、難易度を確認するためにも、購入前にデモ版を試すことが強く推奨される。
  • 価格とアップデート
    • 現状のコンテンツ量に対して価格は高い($27.99)とされている。今後のアップデート計画(ロードマップ)はあるため、セール待ちも選択肢。

口コミ情報元・レビュー出典

製品情報

項目概要
タイトル (日本語)GODBREAKERS(ゴッドブレイカーズ)
タイトル (英語)GODBREAKERS
ジャンルアクション,ローグライク,ハックアンドスラッシュ,協力プレイ
開発元 (Developer)To The Sky
販売元 (Publisher)Thunderful Publishing
発売日2025年10月23日
プラットフォームPlayStation 5,PC
プレイ人数1~4人
日本語(インターフェース)対応
日本語(字幕)対応