『Lost Eidolons: Veil of the Witch』プレイヤー評価・口コミ

Ocean Drive Studio, Inc., Kakao Gamesから2025年10月10日に発売！タクティカルRPG『Lost Eidolons: Veil of the Witch』の口コミ・レビュー総まとめページです。実際のプレイヤーの声を元に本作のポジティブ・ネガティブポイントを紹介しています。

 多言語を日本語へ翻訳してからの編集になっているためゲーム用語など一部異なる場合があります。

運命に挑め、戦術で切り拓け。何度でも強くなる、終わらない戦いの旅路

グリッドベースの戦術的ターン制バトルと、死んでも強くなれるローグライト要素が融合。属性効果や武器選択で戦場を支配し、永続強化で次の挑戦へ。1ラン数時間の濃密な戦略体験が、あなたの戦術眼を試す。

全体的には「素材はかなり良いが報酬と進行の調整不足で惜しいゲーム」という見方が主流になっている。

『Lost Eidolons: Veil of the Witch』は戦術性の高いSRPGとしては優秀だが、ローグライトとしての報酬設計に致命的な問題を抱えている。

その理由は、1周3〜5時間という長いプレイ時間に対して得られる永続強化やストーリー進行が微々たるものだからだ。グリッドベースの緊張感ある戦闘、クールダウン制スキルや元素効果を駆使した戦略の幅、ストレスフリーなUIなど、SRPG部分の完成度は高い。戦闘後にランダムで得られるスキルを組み合わせて強力なビルドを構築する瞬間や、永続強化で少しずつ強くなる実感も得られる。キャラクターデザインも優れており、前作キャラの再登場は既存ファンにとって嬉しい要素だ。

しかし、長い1周に見合わない報酬の少なさが徒労感を生み、ビルドの幅も狭いため周回時のプレイスタイルが固定化される。同じステージ構成を繰り返す単調さ、敵が無限にスキルを使えるのにプレイヤー側にはクールダウンがあるバランスの悪さ、10〜15体以上の敵と5人で戦う数的不利など、戦闘のアンバランスさも目立つ。初回クリアまでは熱中できるが、2〜3周目以降は報酬の少なさと単調さでモチベーションが続かない。前作のようなストーリー主導の王道SRPGを期待すると完全にミスマッチだ。

つまり、『Slay the Spire』のような「配られたカードで戦う」戦術的判断を楽しむローグライトとして割り切れるなら楽しめるが、報酬を現状の2倍にすべきという具体的な要求が出るほど、プレイ時間と見返りのバランスが悪い。戦術RPGとしての骨格は良いだけに、この報酬設計の失敗が惜しい作品だ。

ローグライクのゲームループと報酬バランス

戦闘システムとゲームバランスの調整

前作からの方向性の変化とコンテンツ構成

  まとめ・購入検討ポイント

本作は『Slay the Spire』風のローグライトとSRPGを融合させた作品だ。Steam評価は「非常に好評」。戦略的な戦闘や快適なUIは評価が高い。しかし、前作とは全くの別ゲーであり、ファンは注意が必要。最大の懸念は、1周3～5時間と長いのに、死に戻り時の永続強化が微々たる点。報酬が少なく、周回が単調になりがちだ。敵が異常に強かったり、逆に簡単すぎたりと、難易度バランスにも課題が残る。

購入検討ポイント

• SRPGとローグライトの融合は「アリ」か？
  • 戦略性の高いSRPG戦闘と、死に戻り前提のランダムな育成要素が組み合わさっている。この組み合わせを楽しめるかが重要だ。
• 1周3～5時間のプレイ時間と報酬のバランスは許容できるか？
  • 1回のプレイ時間が長い反面、永続強化の報酬は非常に少ないとの声が多い。周回が作業的になる可能性をどう見るか。
• 前作『Lost Eidolons』のファンではないか？
  • 前作とは「全く別ゲー」という意見が多数。前作のストーリーやフルスペックSRPGを期待すると裏切られる可能性が高い。
• シビアな戦闘とビルド構築を楽しめるか？
  • 敵の弱点や元素効果を考え、スキルを組み合わせて戦う。ただし、口コミではビルドの幅が狭いという指摘もある。
• 極端な難易度バランスに対応できるか？
  • 敵が強すぎると感じる場面や、逆に簡単すぎて張り合いがなくなる場面が指摘されている。

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