Kenny SunとDevolver Digitalから2025年10月16日に発売されたPlayStation 5、Xbox Series X/S、Switch、Switch2、PCに対応するアクション・ローグライト『BALL x PIT』の口コミ・レビュー総まとめページです。実際のプレイヤーの声を元に本作のポジティブ・ネガティブポイントを紹介しています。
壊して、混ぜて、生き残れ。無限に進化する破壊の連鎖
ブロック崩しと弾幕地獄が融合した新感覚ローグライク!多彩なボールを強化・融合させ、無数の敵を薙ぎ払え。1プレイ10分の短時間バトルと、周回して拠点を育成する永続強化で中毒性抜群。カオスな状況で最強のビルドを模索する快感は格別!
口コミ分析
ローグ×ブロック崩し×弾幕の巧みな融合。10分前後の中毒ループと戦闘は秀逸だが、拠点周回は冗長
『BALL x PIT』は、ブロック崩し、縦シューティング、ヴァンパイアサバイバーズ系の要素、そして街づくりを組み合わせた革新的なローグライトです。多様なボールを組み合わせて作るビルド戦略と、ついもう1回とプレイしてしまう中毒性の高いゲームサイクルが魅力の作品です。
このゲームの面白さの理由は、まず斬新なジャンルの融合にあります。古典的なブロック崩しをベースに、無数の敵を倒してパワーアップしていく爽快感を加え、さらに永続的な強化要素として街づくりを導入することで、他にはないユニークなゲーム体験を生み出しています。具体的には、戦闘で手に入れた能力を組み合わせ、ボールを「毒と炎」や「炎とレーザー」のように強力な兵器へと進化させるのが非常に楽しく、どの能力を組み合わせて最強のビルドを構築するか、試行錯誤する戦略性があります。また、1プレイが10分前後と手軽な一方、そこで得た資源で拠点を育ててキャラクターを永続的に強化できるため、「あと1回だけ」とプレイを続けてしまう中毒性があります。
しかし、いくつかの欠点も指摘されています。特に、拠点を育てるための資源集めや建設は、単調で面倒な作業に感じられることがあります。また、自動で攻撃している最中は移動速度が不安定になるため、特に弾幕が激しいボス戦では意図しない被弾が増えがちです。
総じて、『BALL x PIT』は資源集めの単調さや操作性の一部に課題は残るものの、それを補って余りある独創的なゲームシステムと戦略的な戦闘が光る良作です。ビルドの組み合わせを考えるのが好きなローグライトファンや、多少の周回プレイが苦にならないプレイヤーには特におすすめできます。価格も手頃で、Game Passにも対応しているため、気軽に試す価値のある一本と言えるでしょう。
進行システムとグラインドの度合い
ポジティブ評価
- 中毒性のある継続的な強化ループ
- 街をアップグレードして深淵に潜り、さらに都市をアップグレードできるループが完璧に自己完結しており、中毒性がある。
- 拠点育成が好きだ。
- ヴァンサバライク育成+レベリング(永続)+町発展による各種恩恵がある。
- リプレイ性のあるシステムと簡単なリソース、永続強化や新機能の開放など、こういうのでいいんだよ丼である。
ネガティブ評価
- メタ進行メカニクスの煩雑さと退屈さ
- 収穫と建設の仕組みが煩わしく感じる。
- 収穫メカニクスは、最も直感的で満足のいくものではなく、デモでは意味のある進行というよりも水増しのように感じる。
- これまでにプレイしたローグライクの中で最も退屈で骨の折れる(グラインドな)メタ進行システムだ。
- 全ての条件を満たした後でも、最終キャラクターのアンロックには複数回の無意味なランが必要になることがあり、これは少しばかり骨の折れる作業であり、より合理的な体験を好むプレイヤーをイライラさせるかもしれない。
- 街づくりのためのワールドビルディングは、メインゲームの外側で行われ、不必要に難解に感じる。
ゲームプレイの深さとバランス
ポジティブ評価
- 革新的でカオティックな戦闘
- ブロック崩し×縦シューティング×ヴァンサバであり、中毒性とリプレイ性がえげつない。
- 融合アビリティにより、毒炎や炎レーザーなどの不条理だが効果的な攻撃が可能になる。
- 戦闘が非常に優れている。
- タイトでレスポンスの良い操作性。
- 歯ごたえと爽快感がちゃんと両立していた。
- ビルドを組む楽しさもある。
ネガティブ評価
- 特定のゲームシステムにおける欠点
- 射撃中は移動速度がスロウになるが、その合間の弾切れ(射撃停止)の瞬間は通常速度になるこの仕様により、遅い移動の合間に一瞬の通常移動が挟まれるというふざけた移動制御を強いられる。
- ボス戦では弾除け要素も強いのに、移動速度の制御がメチャクチャな仕様のおかげで無駄な被弾を強いられるのが本当に最悪だ。
- ミニボスは、ほとんどインタラクションや回避するヒットボックスのない、単なるHPの壁となっている。
- 14分間(または3倍速で5分間)続く、恐ろしく無意味なステータスチェックの敵。
コンテンツと夢中感
ポジティブ評価
- 短時間で高密度のプレイ体験
- 1ステージが10分前後と短い事もあり、もう1ゲーム、あと10分だけ、気づけば2時間3時間と時間を使っている。
- キャラクターの特性も面白く、ビルドの組む楽しさもある。
- 価格の割には満足感がある。
- パフォーマンスは非常にスムーズに実行され、巨大な49インチウルトラワイドでもラグやフレームレートの低下がない。
ネガティブ評価
- テーマとオーディオの多様性不足
- ステージ2に進んでも音楽が同じで、外見的なビジュアル要素しか違わなかったことに失望した。
- ストーリーは退屈である。
- 反復的な跳ね返り(リコチェット)や敵のキューは、長いランでは疲れることがあるので、しばらくして音をミュートすることは予想外ではない。
- 世界観は素晴らしいので、フレーバーテキスト程度のストーリーがあればもっと良かったかもしれない。
- 音楽は良いが、Vampire SurvivorsやDeep Rock Galactic Survivorのような最高のトラックほどキャッチーではない。
まとめ・購入検討ポイント
『BALL x PIT』は、ブロック崩し、縦シューティング、ヴァンサバ系、拠点育成という複数のジャンルを融合した革新的なゲーム性が高く評価されています。特に、ボールを合成・進化させて強力な攻撃ビルドを構築する戦略性が楽しいという声が多いです。1プレイ10分程度と手軽なため中毒性が高く、気づけば数時間遊んでしまう魅力があります。一方で、拠点育成のための資源集めが単調で面倒に感じられる点や、自動射撃時の移動制御が不安定でボス戦で不利になるという操作面の不満点が主なマイナスポイントとして挙げられています。
購入検討ポイント
口コミ情報元・レビュー出典
製品情報
項目 | 概要 |
---|---|
タイトル (日本語) | BALL x PIT |
タイトル (英語) | BALL x PIT |
ジャンル | アクション,ローグライト,アーケード,シューター,シミュレーション |
開発元 (Developer) | Kenny Sun |
販売元 (Publisher) | Devolver Digital |
発売日 | 2025年10月16日 |
プラットフォーム | PlayStation 5,Xbox Series X/S,Switch,Switch2,PC |
プレイ人数 | 1人 |
日本語(インターフェース) | 対応 |
日本語(字幕) | 対応 |